過去編８話 ページ16
貴女side
相田「あらぁ？こんな時間に何してるのかしら？」
内山「優等生なのにぃ？」
伊藤「もしかして逢い引きとかぁ？ｷｬﾊﾊｯ！」
消灯時間に何してるかって？
ここで私の心境をお伝えしましょう。せーの…
お 前 ら も な ！？←
こんな時間にあなた達は
人の部屋の前で何してるのって話よ。
てか逢い引きって何。
コーヒー豆とかひき肉とかの話？←
貴女『…まさか、トイレよ。トイレ。』
とりあえずトイレって言っとこ。
降谷くん達に迷惑はかけられない。
相田「…ウソツキ。」
貴女『は？』
伊藤「人と会ってたでしょ！？」
内山「しらばっくれないでよ！」
ドン、と内山さんに肩を押される。
かなり強くてそのまま壁にぶつかった。
貴女『痛…』
何するの、と言おうとして止まる。
彼女たちの目が、表情が…
嫉妬、憎悪、不満、怒り────
人と会っていたと知っていたということは
私が降谷くん達と会話したのを知っている。
つまりこの子達は私に嫉妬している。
……めんどくさい。
貴女『嘘をついたのは悪かったわ。
でもちょっとした立ち話よ。何も無い。』
相田「ウソよ！呼ばれたんでしょ！？」
伊藤「どうせアンタ顔いいから！！」
内山「言い寄られたりしたんでしょ！」
…ダメだこりゃ☆←
相田「まぁ今夜は良いわ…」
伊藤「でも次は無いわよ。」
内山「私らにだって強い子いるもの。」
貴女『？』
相田「明日の午後…柔術の訓練の後！
アンタは道場に残りなさい！」
貴女『は？』
２回目の『は？』が出てしまった。
いや、仕方なくない？
内山「大岩ちゃんと戦うのよ！」
貴女『大岩ちゃん…』
説明しよう！←
大岩ちゃんとは"大岩花子"のことである。
彼女は体が大きくてガタイがいいため、
女子で２番目に柔術が強いのであーる。
ちなみに１番目？私ですねごめんなさい。
伊藤「逃げないでよ！？」
貴女『分かったわよ…』
相田「行くわよ２人とも！」
ダッシュで暗い廊下を走っていく３人。
明日かぁ…
確か…１８時まで練習だったよね。
まぁ勝てばいっか。
────
私は気づいていなかった。
彼女たちはそこまで良い人達じゃない。
これは私が確実に負けるために仕組まれた
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沙羅(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます。本当ですね！？気付きませんでした…直しておきます！ (2019年5月1日 13時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 過去12話に誤字がありました。「釣れていけ」ではなく、「連れていけ」です。 (2019年4月30日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 恵里奈さん» 恵里奈様、コメントありがとうございます！学生のため更新できる時間が限られていますがなるべく更新していきます！今後もよろしくお願い致します！ (2018年7月24日 16時) (レス) id: c920a02ff3 (このIDを非表示/違反報告)
恵里奈 - すごく面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年7月24日 15時) (レス) id: 10c97d1f10 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - 沙羅さん» いえいえ、これからも更新楽しみにしてます！ (2018年7月2日 20時) (レス) id: 2158e98175 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2018年5月19日 20時
