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no side
『お姉さん、私、言ったでしょう？
「もういい」のよ。』
「ｯ……」
ベルモットはゆっくり駿東に歩み寄る。
駿東は表情を変えぬままベルモットを見る。
「Kitty……いいえ、A。貴女は私の……」
『……？』
「……A、私と来る気は無い？
死にたいのなら、私がちゃんと殺してあげるから。」
『ほんと？絶対？』
「……えぇ、約束するわ。」
そう言ってベルモットは駿東の頬を撫でる。
「どうせ死ぬなら……良いんじゃないかしら？」
『……分かった。』
駿東はこくんと頷いて、
差し出されていたベルモットの手を取る。
ベルモットは優しく手を引いて
自らが乗ってきた車へと誘導する。
助手席に座らされた駿東は
きょろ、と車内を見渡してからベルモットに尋ねる。
『……どこへ行くの？』
「ふふ、私達の仲間の所よ。
今から会うのはかなり気の短い男だけど……」
『もうお姉さん以外に殺される気は無いけど良いの？』
「あら……可愛いこと言うのね。
良いわ、彼からは私が守ってあげる。
そして私がちゃんと……殺してあげる。」
『ふふ……ありがとう、お姉さん。』
「えぇ……どういたしまして。
それじゃあKitty……少しの間、お休みなさい。」
ベルモットが白いハンカチを駿東の口元に寄せる。
駿東はそれを受け入れ、ゆっくりと意識を手放した。
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かるぴん(プロフ) - 沙羅さんお元気そうでよかったです！丁寧なお返事ありがとうございます！更新される日をたのしみにしています！お体に気をつけてお過ごしください〜！！ (7月4日 22時) (
レス) @page22 id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - かるぴんさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて、書いていて良かったと思えますありがとうございます！！また更新していくので、どうぞよろしくお願いいたします！！ (7月4日 12時) (レス) id: fccd246cdb (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ウルさん» コメントありがとうございます！隙間隙間に下書きを書きつつあるのでもう少しお待ちくださいませ！応援ありがとうございます！！ (7月4日 12時) (レス) @page22 id: fccd246cdb (このIDを非表示/違反報告)
かるぴん(プロフ) - あまりの面白さに読む手が止まりませんでした！続きを読める日を心待ちにしてます！！ (7月4日 8時) (レス) @page22 id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
ウル - 更新待ってます、頑張ってください!応援してます! (5月3日 8時) (レス) @page21 id: ec66583caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2022年5月7日 10時
