検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:28,844 hit

過去編・参 ページ20

貴女side




夏目「妖……!?」

貴女『ああ』




みるみるうちに貴志の顔が青ざめ

やがて私を勢いよく突き飛ばした。




夏目「く、来るな!また!またそうやって……!
僕をっ……苦しめないでくれよ!!」

貴女『……落ち着け貴志』

夏目「やめろ!離せ!!」




掴んだ右手を離そうと藻掻く。

私は離されぬよう力を込めた。




貴女『まて、貴志。
私は妖だが人間に見えていただろう』

夏目「!」

貴女『高貴な妖はイタズラに人間を傷つけたり
無益な殺生をしたりせぬのだ』

夏目「高貴……」

貴女『お前ときちんと向き合って話がしたい。
私はそれだけだ。
それでも嫌ならば私は去ろう』




そう云ってから貴志の手を離す。




夏目「…………分かった、話だけだぞ」

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←過去編・弐



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
設定タグ:夏目友人帳 , 夏目貴志 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:沙羅 | 作成日時:2017年10月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。