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過去編・参 ページ20
貴女side
夏目「妖……!?」
貴女『ああ』
みるみるうちに貴志の顔が青ざめ
やがて私を勢いよく突き飛ばした。
夏目「く、来るな!また!またそうやって……!
僕をっ……苦しめないでくれよ!!」
貴女『……落ち着け貴志』
夏目「やめろ!離せ!!」
掴んだ右手を離そうと藻掻く。
私は離されぬよう力を込めた。
貴女『まて、貴志。
私は妖だが人間に見えていただろう』
夏目「!」
貴女『高貴な妖はイタズラに人間を傷つけたり
無益な殺生をしたりせぬのだ』
夏目「高貴……」
貴女『お前ときちんと向き合って話がしたい。
私はそれだけだ。
それでも嫌ならば私は去ろう』
そう云ってから貴志の手を離す。
夏目「…………分かった、話だけだぞ」
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作者名:沙羅 | 作成日時:2017年10月28日 21時