戦国ゲーム実況者に成り代わり【女主】 (ページ11)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:12,718 hit

第7話｢自己紹介･その3｣ページ11

～カイレンside～
｢んじゃ、次は俺だな｣
折角だしここは入出みたいに好きなもんでも言っておくかね。
｢俺ァ鬼ヶ崎カイレン。戦国統治や和風のゲームを主にやってる。実況はしねェが音ゲーも好きでェ。ちなみに嫌いな食べ物は肉。食えなくはねェけどな。｣
駆｢...お前肉嫌いなのかよ？｣
｢あァ、脂っこいものとか苦手なんでェ。特に肉はな。食わなくていいなら食べねェ。｣
駆｢ふーん...、そうかよ。｣

パ｢...そろそろよろしいですか？えー、鬼ヶ崎様は第一ステージにおいて、敵を殺さずに倒し、入出様についで閲覧者数が多かったです。討伐ステージでは、大変心強い人材でいらっしゃいますね。｣
｢討伐してねェけどな。｣
パ｢まぁそうですが。鬼ヶ崎様の戦闘能力は、ここ13番街でトップを誇ります。他の方々以上に討伐ステージでは活躍できるでしょう。｣
｢あはは、全くうれしくねェな。｣
あ、また口に出しちまった。

パ｢...そ、それでは最後ですね。逢河様。...逢河様？......逢河様ー！？｣
完全に寝てやがらァ。起こせば起きるか？
｢おーい、逢河...君？次、お前さんの番だぜ｣
ゆさゆさと体を揺らして声をかける。まぁ、原作通りなら逢河君はこんくらいじゃ...
逢｢...ん。......自己、紹介？｣
｢あ、起きた。あァ、そうでェ自己紹介だ。名前と得意なゲームを言えだと。｣
逢｢...逢河マキノ。...恋愛ゲーム、得意。｣
それだけ言って、逢河君はまた眠りだした。ていうかあれ、俺普通に逢河君の目ェ見つめたけど何も起きなかったなァ...？

パ｢...えー。一応説明しておきましょうか。彼は逢河マキノ様。言葉よりも目で落とす...恋愛ゲーム実況のプロフェッショナルでごさいます。ただ、単語実況で知られる通り、彼が長い言葉を発するのは極めて稀でございます。｣
駆｢実況してねーじゃねーか｣
｢もはやプレイ動画だなァ、それ。｣
と、そういやこのあとは...

パ｢ともあれこれで全員の紹介が終わりました。これより第二ステージの選出になります。｣
更｢え！？ちょっとまだ説明が...！｣
パ｢第二ステージ[取り換えこっくりさん]。実況者数は4名。こちらにワタクシが夜なべして作ったくじがございます。パカさんマークを引き当てた方が｢参加したいのに引き当てられなかった場合は？｣...立候補して構いませんよ。参加いたしますか？｣
...どうするかな。参加すれば、もしもの事態は防げるし...。うーむ...。