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突然、号泣するハルに抱きしめられた和也は
『まま…？』
状況がつかめず思わず首だけ振り向いて潤を探した
『んっ、、かずっ…、、ごめん…ね…』
まだ小さい、和也の体。
ギュッと抱きつくと、小さすぎて折れてしまいそうなその体は
自分の命より…よっぽど守りたくて、大切なものだった。
『ママ…なかないで？』
絵いやだった？って戸惑う和也は、なぜ抱きしめられているか状況をつかめないまま
『泣いちゃやだ…』
ハルの頬に流れる涙をそっと指で掬った
『ハルちゃん？どうした？』
潤が隣に座り肩を抱くと、和也の頭にポンポンと手を乗せて
『ママは大丈夫だよ？痛いの痛いの飛んでけ〜ってしてあげて？』
和也の戸惑いを消すように、明るく声をかけた。
『うん！』
潤の言葉に頷いた和也は
『ママ？ぼくがなおしてあげるからね！？
痛いの痛いの潤くんのとこに飛んでけー！！！』
『えー！俺なの？』
思わぬ先はまさかの潤で
『あー、、痛い…痛い、、、』
潤もわざとお腹を抱えて痛い演技をすると
くふふって和が笑って
『ママ？もういたくないでしょ？！！』
ピカっと笑うその姿は父親にそっくり。
『ごめんね、、和…』
ハルは涙を拭うと、
『ありがとう、かず。痛いのなくなったよ！ふふっ、和のおかげだね？』
優しく和也に笑いかけると、
膝の上に抱いていた和也を潤の膝におろして
洗面所へと向かってしまった。
『ふふっ！潤くんいたい？』
一応痛みを飛ばしたのを気にしてるのか
潤のお腹をなでなでして『ごめんね？』ってあざとく笑う姿も
なんだか父親に似ていた気がした。
潤は和也の相手をしつつも、翔に目でハルを追うように合図した
・
拝啓、ぼくの愛する君へ。
ごめん。
僕が君の涙を拭ってあげれる人でありたかった。
辛いときにいつも君は僕のそばに居てくれたのに、
君が辛いときにそばに居てやれないなんて…。
悔しいし、情けない気持ちでいっぱいです。
でも…
忘れないで？
僕は君をずっと、愛してる。
その気持ちだけは変わらないから。
僕のことは気にしなくていいから、
だから、和也と一緒にずっと幸せで居てほしいよ。
みんなの手も借りてみて？
潤くんなんて、すごく世話好きだから
きっと喜んで手を貸してくれると思う。
1人じゃないよ、君は…
みんないる、、、ぼくだって、、ずっと見守ってるから。
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nkrysu(プロフ) - いつも楽しく小説の方見させていただいています。�，鬟螢�エストしたいと思います。こちらの小説に出てくる嵐さんの関係性が好きで、もっと読みたいなと個人的に思いました＾＾ (2020年8月2日 1時) (
レス) id: 42b1441c9f (このIDを非表示/違反報告)
ぽんきち(プロフ) - いつもお話読ませていただいています。�△鬟螢�エストさせていただきます！個人的には、にのあい推しなのでにのあいが双子だったら嬉しいななんて考えています！ (2020年8月1日 16時) (レス) id: 60a8b99502 (このIDを非表示/違反報告)
nana kun0124(プロフ) - いつも、楽しく拝見させていただいております。どちらも読みたいのですが、ren様の書く家族パロが読んでみたいため、�△鬟螢�エストさせていただきます！ (2020年7月31日 23時) (レス) id: 05fd006556 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりんき(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。renさんのお話どれも大好きです！どちらになっても楽しみですが、新作も気になるので�△魎�望します！更新楽しみにしてます！ (2020年7月31日 23時) (レス) id: 2a6f36912d (このIDを非表示/違反報告)
てい(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています！�，�読みたいです。私がrenさんを知ったきっかけのお話で大好きなお話です！楽しみにしています。 (2020年7月15日 9時) (レス) id: 4a096847c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ren
作成日時：2019年7月15日 20時
