おはよう、センラくん【snr】

8話 ヤキモチ…！？ ページ8

「えっどうしたの？」


お風呂上がり、テレビを見ながらダラダラとしていると急に私の隣にやってきたセンラくん。私の膝をクンクンと嗅いだ後、そこにゴロンと横になった。


「え〜〜〜かわいすぎる…」
「ワフ」


毛並みに沿って頭を撫でた。ふさふさだなぁ。
センラくんはわたしの膝の上で大人しく横になっている。


.



.




「あははははっ」
「ワフ」


テレビに気を取られてセンラくんを撫でる手を止めて笑っていると、私の腕にセンラくんの前足が。


「あははっ、はぁ〜…ん、どうしたの？」
「ううううう」
「どうしたの〜やなの」
「うう…」



ううう、と唸るのを止めない。



「私がテレビ見るの嫌？」
「うう…ワン！」


テレビにヤキモチ…！？


「センラくんヤキモチ焼きさんだね〜？」
「くぅ…」


頭をわしゃわしゃ。
そうすると舌を出してしっぽを揺らした。


「嬉しい？」
「ワン！」
「センラくんだーいすきだよ」
「ワフっ、ワフ」

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