43話 不思議 ページ45
すみません…このお話はもう既に公開済だったのですが私の不注意によりお話が消えてしまいまして( ; ; )度重なるミス、本当に申し訳ございません!!!泣
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「Aちゃん食べたいもんある?」
センラさんに優しく声をかけられて私は慌てて食べ物に目を向けた。
「ありがとうございます、えっと…あの唐揚げが……」
「俺の方が近いから俺取るわ、はい」
私達の会話を聞いていたのか、センラさんではなくうらたさんが代わりに取ってくださった。
「あっ、ありがとうございます」
「ん、いつでも言って」
声のトーンは低いけれど、とても優しい微笑みを返してくれるうらたさん。
そして私はセンラさんの方に顔を向けた。センラさんはもう既にどこか違う方を向いていた。お酒を飲んでいるその横顔はとてもかっこよくて見惚れてしまいそう。
「センラさん、あれ取れますか…?」
食べたいものある?と先に聞いてくれたのはセンラさんなのにうらたさんが気を利かせて取ってくださったので、センラさんにも何か助けてもらおうかなと私は声をかけた。
「おー、あれ美味いよな〜はいどうぞっ」
「そうなんですよね〜ありがとうございます〜!」
「ふふ、もう1個くらい入れたるわ」
「わ、センラさん大好きです!!」
優しいセンラさん。嬉しくてつい口が滑って大好きと言ってしまう。ここに恋心が無くても私がセンラーなのはみんな知ってるのでおかしくないと思っていたら、少しその場がざわつき始めた。
「…ぷはっ、今のセンラの顔見た?」
「口角が鼻の横までぎゅぃいんって!!」
「ちゃうやん、ちゃうやん!!」
「どこがちゃうんや」
「お前ら女の子に大好きって言われてもニヤけんのやな?」
「そらニヤけるわ」
「すみませんでした」
「分かったらええねん」
私は「女の子に大好きと言われたらニヤけてしまう」という情報にときめいた。
私はこの会話に参加していないうらたさんのことが気になりそちらの方に視線を向けると、先にうらたさんの方が私のことを見ていてパチッと目が合ってしまう。
そして、すぐ逸らされた。
不思議に思いうらたさんに声をかけようとして口を開いたが、隣から私の名前を呼ぶ声によってそれは止められた。
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みみりん(プロフ) - みるくれーぷさん» いえいえ〜!◎ 只今確認してみたら録画が公開されておりました!ミッドナイトの結構序盤の方でお話されておりました…!是非!!(?) (2022年9月17日 3時) (レス) id: dc9277ae27 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ(プロフ) - みみりんさん» ありがとうございます!録画が出たら見てみます! (2022年9月17日 2時) (レス) id: 30587fe9a9 (このIDを非表示/違反報告)
みみりん(プロフ) - みるくれーぷさん» コメントありがとうございます!!昨日(日付的には今日)のセさんの配信になります…!まだ録画が公開されていませんが、危ない発言は無かったと思いますので近いうちに公開されるかと思います…( ; ; ) (2022年9月14日 21時) (レス) id: dc9277ae27 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ(プロフ) - いつも小説を楽しく読ませていただいてます!占ツクの話とはいつの誰の枠か教えていただくことは出来ますでしょうか? (2022年9月14日 19時) (レス) @page22 id: 30587fe9a9 (このIDを非表示/違反報告)
みみりん(プロフ) - きよなさん» わぁ!!!ありがとうございます…嬉しすぎて涙出てきそうです()これからも頑張ります! (2022年8月25日 19時) (レス) id: dc9277ae27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みみりん | 作成日時:2022年7月31日 21時