Zoe (ページ39)

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Haechan side

HC「なんであんなことになってんの」

TN「テンが聞きたい。どうして？」

長い間の練習も落ち着いて、今日はコンテンツ撮影。俺の目線の先には仲良さげに話すAちゃんとヤンヤンの姿。ヤンヤンの跳ねた前髪を指さしたAに、ヤンヤンがどこ？って持ち前のあざとさ全開で聞いてる。

「届かない、」

YY「ん、はい」

「よし、直った！」

少し底の厚いブーツを履いてるヤンヤンが、しゃがんでAちゃんに髪の毛を直してもらってる。マクヒョンと話してたジェノなんて顔が超怖いし、ウィンウィニヒョンも寂しそうに見つめてる。

TN「テンもよく分かんないんだよね〜、でも仲良いの。メッセージのやり取りもしてたし」

HC「マジでいつの間に…」

俺が他の人と仲いいの見るとヘチャンくんは誰とでも仲良くなれていいなあって言うけど、Aだってそうじゃん！ヤンヤンと楽しそうに話すAに後ろから抱きついたら、今日の衣装すごく似合ってるね、って笑ったA。

HC「なにヤンヤンとイチャついてんの」

「イチャついてるっていうか、お話してたの。あ、そういうこと、？」

HC「ん？」

「ヘチャンくんとヤンヤンくん、仲良しだからイヤ…？」

ごめんね、ってヤンヤンから少し離れるA。何言ってんの？それはヤンヤンも思ってたみたいで、俺といっしょにえ？ってなってた。Aちゃん何言ってんのほんと。

確かにヤンヤンと俺は仲良いけどさ。俺さすがにヤンヤンのこと取らないで！みたいにはなんないよ。

HC「Aちゃん絶対間違ってる」

YY「ヘチャンはAちゃんが俺と仲良くしてるから嫉妬してるんだよ」

「そうなの？ヘチャンくん、」

HC「うん。俺寂しかった。ぎゅうして」

「スタッフさんもオッパたちもいるよ？」

HC「いいから。俺拗ねるよ？いいの？」

「だ、だめっていってもするじゃん、」

もう、って怒りながら俺に抱きつくAちゃん。超かわいい。満足。今回のコンセプト、ボーイッシュでレトロな衣装なのにこんなのも似合ってて俺のAちゃん流石だな〜。

ヤンヤンに見せつけてやろうと思ってたのにヤンヤンはいつの間にかテンヒョンに連れられてた。クソ！

俺の鼻辺りにあるAちゃんのかわいい頭にちゅってキスしたら横からジェノにめちゃくちゃつねられたのでやめた。痛い。