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Haechan side
RJ「またこんな高いのばっかり持ってきたの？」
「頂くんだけど、わたし飲まないから」
JS「え、ヌナお酒飲まないんですか？」
「うん？だからせっかくなら飲めるみんなに美味しく飲んでもらいたいと思って持ってきたの」
HC「ほとんど男からのだけどね」
「オンニからもらったものもあるよ！あと日本でわたしが買ってきたやつも！」
JM「ん〜！ヘチャンなんてほっとこうね、ナナの隣おいで」
俺が横から言う意地悪に必死に答えたAちゃんはジェミンに回収された。ジェミンとジェノの間に座ってお酒の紹介をするAちゃん。
焼酎、ビール、お父さんの知り合いから頂いたらしい木箱に入った立派な日本酒…。得意げに これはね〜と紹介するAは今日もひとつにしたお団子が似合っていて、めちゃくちゃ酒強そうな美人に見える。けどA、全然飲まないんだよね。
HC「Aも今日は飲もうね。限界まで行こ」
「え？わたしは飲まないよ！飲めないし」
RJ「ノリ悪いよそれは。大丈夫だって、俺らもそんな強くないし」
「でもわたし本当に、お父さんもお母さんも飲めないから」
HC「マジで大丈夫だって。飲も？ね？」
渋々頷いたAにガッツポーズをするとジェノにめちゃくちゃ睨まれた。怖すぎ。ごめんて。
わたし、チソンくんとジュース飲んでるつもりだったんだけど…ってまだ呟いてるAの手にはオレンジジュース。可愛すぎ。なんでそんな綺麗な顔してオレンジジュース持ってんの。マジで。
でもそんな簡単に折れるわけにはいかない。俺もロンジュンも今日は本気なんだよ。ロンジュンは酒強いし、俺はまあ、限度守ればそこそこ。ジェノも。ジェミンはあんま飲まないけど。
「や、こんなに飲めないよ」
RJ「こんくらいなら平気だって。こんなん水と一緒だよ」
「ジェノくん、はんぶんこしてくれる…？」
JN「ん。俺先飲もっか」
「ありがとう」
ジェノに縋って、なんとしてでも飲むのを回避したいA。匂いが無理らしく、さっき鼻を近づけただけでクラクラするとか言ってた。ジェノなんてかっこつけちゃって、グイッて半分以上飲んであげるから、ジェノの株ばっかり上がってく。
HC「美味しいよな？ジェノ」
JN「うん。Aが飲めるかは分からないけど」
「ほんと？お口に合わなかったらどうしよう」
JM「ナナがオレンジジュース飲ませてあげるよ」
分かった、って覚悟を決めたA。鳴る喉に、俺まで緊張してる。
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作者名：ノエ
| 作成日時：2022年6月4日 22時
