すとぷりの酒豪お姉さん2

るぅちゃんと ページ36

.



「るぅちゃんこっちこっち！」

「待ってよ〜」


今日はるぅちゃんと！！念願の！！買い物デートに来ています！！


「甥っ子くん何歳だっけ？」

「3歳！ピカチュウのなにかがいいな〜って思ってるんだけどね」

「ぬいぐるみとか？3歳の男の子ってぬいぐるみ遊びとかするのかなぁ」

「わかんない…」


デートって言ったけど、実際はわたしの買い物に付き合ってもらってるだけです。そうです。

もう少しで甥っ子の誕生日だから、るぅちゃんにプレゼント選びに付き合ってもらってます。なんたって甥っ子がるぅちゃん好きなのよ。だからね、るぅちゃんと一緒に買ったよ〜って言ってあげたら喜ぶかなって。

姪っ子は莉犬ファンだからね、莉犬と選ぶよちゃんと。


「ていうかピカチュウ好きなの？」

「いや？」

「じゃあいらないじゃんwww」

「るぅちゃんといえばピカチュウだし喜ぶかなって」

「適当w」

「じゃあるぅちゃん3歳のときなに欲しかった？」

「ええ？覚えてないよ」

「え〜」


そういうゆにこちゃんは覚えてるの？って聞かれて、うーんと考える。

3歳……3歳かぁ……


「わたしセーラームーンめちゃめちゃ好きだったからたぶんセーラームーンのなんか欲しがってたと思う」

「うわ世代〜」

「おい誰がアラサーだ」

「言ってないwww」

「まだ半ばだから。20代半ば。わかる？」

「ごめん僕はたちだから」

「ムカつくwww」

「ごめんね？」

「かわいいー！！！許す」

「ちょろいw」

「わたしるぅちゃんなら性格悪くても愛せるよ」

「ねえなんの話www」

「え？るぅちゃん好きって話でしょ？」

「どこからそういう話になったの？」

「あれ？」

「ゆにこちゃんすぐ好きって言うからなんかやだw」

「なんでー！？」


笑って誤魔化するぅちゃんに、なんでなんで？ってウザ絡みする。

ねえウザい！って小走りで逃げられた。えええかわいい。


「いいじゃん、だって好きなんだもん」

「わかったからw」

「ほんとにわかってる？」

「わかってるよ〜もういいってばw……あ、これどう？甥っ子くんに」

「ん？あ、いいかも！」


るぅちゃんが見つけてくれたキッズソックスとパジャマ、ピカチュウのぬいぐるみをプレゼントに購入。

かわいい〜〜！絶対喜ぶこれ〜〜！


「るぅちゃんありがとね」

「お礼はお寿司でいいよ？」

「よしお寿司行こー！」

「ほんと！？やったぁ！」

「かわいい！好き！」

「もういいよw」



-----
ゆにるぅと好きですw


　

#ゆにこのメンバー好きエピソード→←Twitter

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す