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お腹もだいぶ満たされて、御手洗にと席を立つ。
済ませてみんなが待つはずの個室へ戻ると、
頬杖をついた紫耀だけがそこに居た。
紫「おかえり」
「ただいまー...あれ、廉とAは？」
紫「なんか、先帰っちゃった(笑)」
「...えっ」
えええええええ！？！？
なんで帰ってんの！？おかしくない！？
紫「...俺と2人じゃ嫌だった？」
「...あ、そんな事ないけど.....」
紫「なら良かった。ちょっと話そ、」
ポンポン、と隣に来るよう誘導され、
遠慮がちに席に戻ると真剣な表情の紫耀に見つめられる。
紫「俺の気持ち、伝わってる？」
「...う、ん.....」
紫「...じゃあさ、△△の気持ちも教えて。
俺の事どう思ってる？」
「ん〜.....っと、」
本当は 私も大好き って抱き着きたい。
でも私は今私じゃなくて、
△△として返事をしなくちゃいけない。
付き合う気はない、って△△は言っていたけど
大好きな人を目の前で傷付けたくはない。
応援するって決めたし、
△△ももしかしたら心変わりするかもしれないし。
「.....大切に思ってるよ。...でも、付き合うとかそういうのは、考えさせて欲しい。」
紫「.......ん、わかった。」
ちゃんと△△と話ができるまで、
もう少し時間をもらおう、と思いそう返した。
紫耀は小さく頷くと、
またいつもの優しい笑顔に戻って、
"じゃあ帰ろっか！"と立ち上がる。
早く、なんとかしないと。このままじゃダメだ。
△△になりたい って思っていたはずなのに、
紫耀の瞳が、
本当の私を見る時よりずっとずっと優しいその瞳が、
余計に心を締め付けて苦しくさせる。
切ない気持ちをグッと堪えて店を出た。
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輝夜(プロフ) - すごく面白いです！続き気になります！！！！！！更新頑張ってください！！応援しています！！！ (2019年3月31日 11時) (
レス) id: 905c84bce5 (このIDを非表示/違反報告)
愛美(プロフ) - めちゃ面白いですね！続きがきになるのですが書く予定はありますか？ (2019年3月26日 12時) (レス) id: 337efc6262 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - どーも！はじめまして、みるくです！凄く続きが読みたいです！ゆっくりでも全然良いのでお体に気をつけて頑張ってください！応援しています！ (2019年2月17日 8時) (レス) id: 58c3937f81 (このIDを非表示/違反報告)
みろ - 素敵なお話でした！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年2月16日 14時) (レス) id: f8954c54c6 (このIDを非表示/違反報告)
みろ - キャスもお邪魔してましたみろ です！ (2019年2月16日 14時) (レス) id: f8954c54c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mmnc | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/mmnc129
作成日時：2019年2月12日 11時
