秘密主義のサブマネちゃん。 (ページ25)

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黒.

「なんか今日の様子だと、風磨くんと過去になんかあったっぽいよね」

あの時あの場にいたのはしょっぴーとラウール、康二と俺。実際にはほかのメンバーも居たけど気付いてないと思う。

「風磨くん、かっこいいからなぁ。なんでも出来るし、僕今度Aちゃんのタイプ聞いてみようかなぁ」

「まー、誤魔化されるとは思うけどなぁ。ラウールになら答えてくれそうやな！」

「結局あのあと風磨に聞いてみたけどうまーくかわされるだけだったんだよな」

「Aちゃんも俺たちが勘づいてるってことに気付いてそうだしね」

「なんかでも、僕ちょっとだけあの言葉の意味がわかった気がする。好きになっちゃいけないジャンルの人って…いつもファンのこと色々気にしてたし」

ファンがいてのアイドルだ、それは俺達も十分理解してる。だけどそれ以前に1人の女性としてAちゃんは自分の気持ちを押し殺そうとしてるのかな。それが仮に風磨くんだとしても、