秘密主義のサブマネちゃん。 (ページ21)

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青.

それは、俺たちが他グループの人達と共演した時の事だった。もちろんそのときAもいて。たまたますれ違ったセクゾの面々と話してた。

「…あれ？Aちゃんじゃない」

風磨がAのことをみて声をかける。いつも通りに振舞ってるように見えたけどその時だけ少し動揺しているようにも見えた。

『えっと〜…あの…』

「え、Aちゃんと風磨くんって知り合いなの？」

「だって俺のも…じゃなくてただの知り合いだよ」

なにかを言いかけた風磨が慌てて知り合いって訂正した。絶対この2人、なんかあるな。Aは知らん顔してるけど風磨が怪しすぎる。

「じゃ、俺たちそろそろ行かなきゃな。またなしょうた」

結局あのあと、Aに飲み物買いに行って貰ってる間に聞き出そうとしたんだけど風磨を何か隠してるのか核心を得たことは聞き出せなかった。頭いいからなほんと。

「えー！絶対なんかあったじゃんあの二人！」

「も…って言ってたけどもしかしてAちゃんの元カレとか普通にありそう」

おいめめ、そんなこと言ったら多分みんな泣くぞ。いや怒るのか？どちらにせよ2人ともが濁したままだから何も得られることは俺達にはないんだけど、