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茶→青 - 夕顔の檻へ ページ18

独占欲の強い茶さんが好き、という話。
自分の中で今、茶青がアツい!そして鉄は熱いうちに打て!ということで打ちましたワンドロです。対よろ。
一方的なクソデカ感情大好きなんですよ私…
———

『ちょ、めめさん!?何企んでんすかwもー…』
『うわあ、レイマリさんまた変なことして…わ、っ…おま…やめww』
『あ、ルカさん?…ちょっと待ってちょっと!その話やめてくださいって、恥ずかしいw』

iemonさんと誰かが談笑する様を遠目に、人知れず嫉妬する。それが最早日常になりつつある現状に、そろそろ踏ん切りをつけなければなと思っている。が、どうしてもできない。

「うわ、ウパさんつっよ!」
「ふふふ…まだまだですね」

今日はウパさんとか。何かゲームでもしているのか、二人ともスマホに釘付け。…また嫉妬の炎が大きく揺らぐ。俺は無意識のうちに二人の元へ歩みを進めていた。

「……iemonさーん、混ぜてくださいよ〜」
「ああ、いいっすよ」
「…あ、この後ラテさんと約束あるんでした。お先に〜」

俺の心境を察したのかなんなのか、ウパさんは足早に去った。その後ろ姿を不思議そうに見つめるiemonさん。なんでこっち向かないのかな。

「ねえ、iemonさん」
「はい?」

名を呼べば、こちらを向いてくれた。でも足りない。
その俺しか映っていない瞳を、返事をするためか薄く開かれた唇を、自分のものにしたい。そう告げてもiemonさんは冗談だと受け取って笑い飛ばしてくれるのだろう。

「…なんでもないですよ」

嗚呼、このまま閉じ込めてしまいたい、なんてね。

黄緑橙 - 星降る夜→←⑵



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おとうふさん(プロフ) - 非ログの洗剤さん» 了解です!私もシチュ指定してなかった(てか思いつかなかった)ので全然大丈夫です。いくらでも待ちますので〜 (2022年12月4日 17時) (レス) id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)
非ログの洗剤 - おとうふさんさん» ちょっとシチュエーションがあまりにも浮かばないのでリク遅くなるかもです…! (2022年12月4日 5時) (レス) id: f4ac54675a (このIDを非表示/違反報告)
非ログの洗剤 - おとうふさんさん» リク&感想ありがとうございます!飲み物に何か仕込んでる系は自分の性癖であり十八番ですからね…!!お褒めいただき嬉しいです!!リクも書かせていただきます〜 (2022年12月1日 21時) (レス) id: f4ac54675a (このIDを非表示/違反報告)
おとうふさん(プロフ) - あと、リクエストです!ちょ、この前の「狂気に呑まれる」の黄緑さんのヤンデレがほんとにドストライクだったんであれの続き、みたいな感じがみたいです。細かい設定とかはないんですがお願いできますか? (2022年12月1日 21時) (レス) id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)
おとうふさん(プロフ) - え、あぁ、おぉ(?)え、ちょなんですか?!私最後までお茶コンビがお茶会してほのぼの〜で終わると思ってたのに!思ってたのに!急なヤンデレみたいなやつぶっ込んできてぇ!大好きですよぉ〜!(情緒不安定ですみません)もぉ、ほんとに、ありがとうございます…! (2022年12月1日 21時) (レス) @page45 id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:賞味期限切れの洗剤 | 作成日時:2022年6月8日 15時

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