《神パロ(？)》ローズ緑 - 神の子のお気に入り⑴ ページ16
ローズ緑であり緑ローズ。
ローズさんが水を司る神の子で緑さんがそれを鎮めるための生贄(巫女)みたいな設定です。テスト終わりちょっと浮かれて書いたので全体的にふわふわしててオチないです注意。モブが出しゃばってます注意。
———
「こんな小娘一匹寄越して機嫌取りのつもりてすか？」
初めて私と目を合わせた水を司る神の子はそう悪態をついた。私をここまで連れてきた人間はオロオロと「いえ、そういうわけでは…」と何か言い訳を始めている。
…それにしても、見た目は同い年より少し上くらいなのに簡単に首根っこ掴まれて持ち上げられているこの状況。神の子というものは特殊な能力を持っているだけでなく力も強いのか…
「……ふーん、まーなんにしろこの子は人間に見放されたってことですね。可哀想に。私がもらってあげましょうか。」
私を掴んだまま神座へ座り込む。そうして、まるで新しい遊びを思いついた子供のように無邪気に、しかし何処か影を感じる笑いを浮かべた。
「…！では水害も…！？」
「あー、…この子の働き次第、ですかね。…あなた、名前は？」
名前。神の子の生贄にされるために産まれ、育った私に名前なんてない。「何か適当に言え」と人間が目配せしてきて、どうしようと逡巡していると何かを察したように神の子はため息をついた。
「…これだから人間は嫌いなんですよ。……うーん、そうですね…ラテ。」
摘み上げられたまま顔を覗き込まれる。近い。神の子の、御尊顔…あ、顔良いな…
「私の旧友の名、あげますよ。ラテ。」
「ぁ、はい…っ！」
「…じゃあ、この子、ラテ…は私が貰うんで。」
少し満足げに微笑んだ神の子は、私を連れてきた人間を睨みつけてそう言い捨てた。小さな声で「もう逃がさない」とも言った、ような気がする…
「は、はひぃ！ではわた、私はこれで！」
人間は腰を抜かしたのか、半ば這うようにして神社を後にした。
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おとうふさん(プロフ) - 非ログの洗剤さん» 了解です！私もシチュ指定してなかった(てか思いつかなかった)ので全然大丈夫です。いくらでも待ちますので〜 (2022年12月4日 17時) (
レス) id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)
非ログの洗剤 - おとうふさんさん» ちょっとシチュエーションがあまりにも浮かばないのでリク遅くなるかもです…！ (2022年12月4日 5時) (レス) id: f4ac54675a (このIDを非表示/違反報告)
非ログの洗剤 - おとうふさんさん» リク&感想ありがとうございます！飲み物に何か仕込んでる系は自分の性癖であり十八番ですからね…！！お褒めいただき嬉しいです！！リクも書かせていただきます〜 (2022年12月1日 21時) (レス) id: f4ac54675a (このIDを非表示/違反報告)
おとうふさん(プロフ) - あと、リクエストです！ちょ、この前の「狂気に呑まれる」の黄緑さんのヤンデレがほんとにドストライクだったんであれの続き、みたいな感じがみたいです。細かい設定とかはないんですがお願いできますか？ (2022年12月1日 21時) (レス) id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)
おとうふさん(プロフ) - え、あぁ、おぉ(？)え、ちょなんですか？！私最後までお茶コンビがお茶会してほのぼの〜で終わると思ってたのに！思ってたのに！急なヤンデレみたいなやつぶっ込んできてぇ！大好きですよぉ〜！(情緒不安定ですみません)もぉ、ほんとに、ありがとうございます…！ (2022年12月1日 21時) (レス) @page45 id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限切れの洗剤 | 作成日時：2022年6月8日 15時
