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「あの、急にごめんなさいなんですけど、」
宮「ん？どうしたの？」
「宮近さん、って煙草吸いますか？」
好奇心って怖い。
今だってコーヒーを買いに来てくれただけの宮近さんに勢いでこんなことを聞いてしまうんだから
宮「あー、うんちょっとね」
宮「ごめん匂いする？」
今日はまだ吸ってないんだけどなんて
服に鼻を近づける宮近さん
「あ、違います！この間のときに、」
「... 知り合いと同じ匂いがした、ので」
知り合い、
自分で言ってて少し苦しい。
宮「へえそうなんだ。俺のやつあんま一緒の人いないからその人と気合うかも 笑」
「そう、なんですか 笑」
上手く笑えてるかな。
自分から言い出したくせにね
じゃあと手を振る宮近さんに私も手を振ろうとしてから仕事中だったことを思い出して、私は小さく会釈した。
ほんと未練がましい自分
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作者名：もふ子
| 作成日時：2021年3月7日 21時
