Blues (ページ24)

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元「は、なんだよ急に」

元「なに、お前俺のこと好きなの？」

腕にこもる力が強くなった。

「、かもね」

彼の目を見つめてそう呟くと
私の腕を掴んでいた力が弱まった。

ベッドの上で呆然としている元太を置き去りにして
合鍵をガラスのテーブルの上において静かに玄関のドアを閉めた。

これでもう終わり

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どっかで思ってた。

もしかしたら元太も私のことをって

そういう関係なのは私だけだって

信じてた。そう思うしかなかった

多分出会った時からずっと好きだったから。

好きになってしまった私が悪いの

元太とするのはいつも元太の家だった。

ホテルなんて初めてした時に行ったっきり

キスマをつけるのは嫌がるからいつもつけなかった。

だから彼の肩に見えた赤い痕はそういうんじゃないって思いたかった

元太の側にいられればそれでいいなんて
そんな聞き分けのいい女じゃないから。

離れないでって思っていたくせに
最後は自分から離れるなんてめちゃくちゃだな私

お願いだから

私以外に触らせないでよ、

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