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「ん、朝か、」
朝の少しの冷え込みが身にしみて
何もつけていない身体をブルっと震わせた。
隣で眠るさらさらな黒髪に指を通す
「起きなくていいの？」
元「ん、今何時」
「えっとね、8時かな」
元「はっや、今日オフだからまだ寝るわ...」
「そっか」
私も今日は何も無いけれど、何となく布団から出て
床に散らばった下着を身に纏う
こんな時彼氏だったら一緒に寝よとか言ってくれるのかな
別に彼にそんなことを求めてる訳でもなくて
お互いただの寂しさの埋め合わせ
離れることもできずこんな関係になってしまっている
きっかけは友達の紹介だった。
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作者名：もふ子
| 作成日時：2021年3月7日 21時
