Blues (ページ13)

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刹那ページ13

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はあ、またやってしまった。

元太のペースにのまれてしまうと
次の日の腰の痛さが尋常じゃないから
バイトの前日は絶対にやめようと思ってたのに。

「いらっしゃいませー、」

自分でもわかるくらい声に元気がなくて

店長がいる日じゃなくてよかった、

宮「お疲れですか？笑」

「あ、宮近さん」

宮「昨日ぶりだね」

「昨日はありがとうございました」

宮「全然、！元はと言えばこっちが悪いし、」

「もう気にしないでください笑」

「何にしますか？」

宮「あー、アイスコーヒーで笑」

「かしこまりました笑 460円になります」

「丁度お預かりします」

宮「あの、さLINE届いてない？」

私がアイスコーヒーを渡すと
宮近さんは少し止まって尋ねてきた。

「え、あ昨日スマホ開いてないかも、、
すいません終わったらすぐ見ますね」

宮「そっか、いい返事待ってるねお疲れ様。」

宮近さんはそう言うとカップを片手に店を出た。

その言葉の意味はよく分からなかったけど
後で内容を見ればいっかなんて思って
重い足に鞭を打ってレジに立った。

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