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複雑 ページ18
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海斗との喧嘩、喧嘩と言えるのかも分からないけど
あれから二週間はたっただろうか。
流石に私から連絡をするほどの図太い神経を持って
いない私は海斗との連絡は一切断つしかなくて、
気づけば明日は私の誕生日だった。
生憎大学生からあの忌々しい元彼に尽してきた
健気な女の子なので親しい友達もいなければ
親に祝ってもらうほど悲しい存在にはなりたくない。
そんな変なプライドが邪魔をして
ひとりぼっちでの誕生日を迎えようとしている
時計の針が12時を回った
「ハッピーバースデー私」
なんてひとりぼっちの自分に寄ってる自分もキモい
今日だってバリバリ仕事が入ってるわけで、
帰りにケーキでも買おうなんて考えつつ
1日の始まりを迎えた。
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作者名：もふ子
| 作成日時：2021年1月11日 23時
