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白 ページ15

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「頭ひやそ、」




コンビニに行き冷たい風を頬に受けながら
一人の夜道を歩く





「なんであんなこと言っちゃったんだろ」









重たい足どりで家までの道を向かうと
もうすっかり暗くなった街灯の下には


ちびちゃんが小さく鳴き声を出しながら
あの日のように立ちすくんでいた。








「、ちびちゃん久しぶりだね」





頭を撫でると嬉しそうに目を細めるちびちゃん






「あ、これ」





ちびちゃんの首元には白色の首輪がついていた







「ちびちゃんは、飼い主さん見つかったんだね」








私は無くしちゃったけど、






ちびちゃんを撫でながらまた涙が一つ溢れた






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作者名：もふ子 | 作成日時：2021年1月11日 23時

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