BRIGHT GIRL - 2 -

キミがいい。 ページ2

You side







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北人「「むぁぁぁ…っ」」



「北ちゃん、また被った」


北人「そんな眠そうに言わないで…」


「んー…」









某日

北ちゃんと早めにレコーディングに向かうため、10時に起きたの。

遅くね？って思うでしょ。ううん遅くない。

昨日は、てか今日の3時まで仕事があって眠ったのは4時過ぎなんです。

6時間ぐらい寝れたけど最近本当に忙しいから寝足りないよ。




北人「「むぁぁぁ…っ」」


北人「また被った笑」


「北ちゃんといるといろんなこと被る」


北人「シンクロいけるね」


「応募してみる？」


北人「それより壱馬と陸さんもういなかったよ？」


「それより…」


北人「うん」


「合宿ん時は、すーーーっごく優しかった北ちゃんが冷たくなったのって誰のせい？…はぁ」


北人「ひとりで何言ってんの」


「思いふけてるんですーっ 」




歩く速度を落とした私にさりげなく合わせてくれるところは変わらないし、
車道側歩いてるし、
チャリ来たらいちいち引っ張ってくれるし。

そういう男らしい気遣いは変わってないのに




口は、悪くなっとります。




「慎のせいか…？」


北人「こら。俺といるのに他の男の名前出しちゃダメでしょ」


「ええ、メンバーだよ笑」


北人「それでもダメー、レコーディング室入るまでは俺とデートなの」


「んふふ はーい」




自分はさっき壱馬と陸さんの名前出したのに私はダメなんだ笑

はいっ寒いから手繋いで？って答えてもないのに手を繋いでくる北人の頭の中を知りたい。


さっきはすごい辛口だったのに、今は甘々で…
知覚過敏起こしちゃうよ。


北人をじーっと見てると視線に気がついたのか、こっちを見て微笑んでくれた。


「〜〜〜っ」


やっぱロマンチストだと歩くだけでこうも照れさせられるのね。





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