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円「行け！鬼道!!」
緑「うわぁっ！いきなり本気かよ……!」
鬼「風丸！」
風「はぁっ！」
初練習が始まり、まずは個々の課題を洗い出すために紅白戦が始まる。
レギュラー争いがかかっているともなれば選手達の気合は格段にアップしていた。
冬「うわぁ……!」
ヒロトと栗松を一気に抜き去る風丸には冬花も思わず声を上げてしまう。
秋「彼が風丸君。足がとっても早いのよ！」
綱「へへっ、抜かせねーぞ！」
風「なッ⁉」
軽々とボールを奪った綱海はそのまま少しだけドリブルで
前線へと運ぶ。
綱「ヒロト!」
基「行くよ、円堂君！」
上手くフリーで前線へと走っていたヒロトはボールをもらい
シュート体制へ。
円「こいっ!」
基「流星ブレード!!」
円「正義の鉄拳!!…ッ……うぅっ……、うわぁっ⁉」
流石の威力に止めきることは出来ず、
ボールは回転がかかりながら高く空へ上がる。
何とか失点は免れたものの、円堂本人は尻餅をついて
手をふらふらとしていた。
円「ッ〜〜〜‼やっぱ凄いなヒロトは〜！」
基「円堂君もね！」
敵として戦っていた二人が仲間として心の底から楽しんで
サッカーをしている姿に微笑ましくなる。
春「みんな調子良さそうですね！」
秋「ねっ！」
飛鷹の元へとボールが飛んでいき、本人も構えるが蹴り返すどころか
ボールに当たることすらせず、誤魔化すために口笛を吹きながら
ポケットからくしを取り出す。
春「飛鷹さんまたですね……」
秋「えっ、えぇ……」
更に試合は進み、小暮、ヒロト、緑川に囲まれた風丸。
前は全て塞がれていた。
鬼「風丸！土方にパスだ！」
周りを見ていた鬼道から指示が出ればパスを通す風丸。
何の迷いもなく言われたとおりにパスを出す姿に、
グラウンドに立っているだけのAは思わず顔を顰める。
選考試合のときもイタリアにいたころと比べるとレベルが低すぎるとは
薄々思っていた。
だが、その時はまた皆と試合が出来ることの喜びのほうが大きく、
それほど頭を悩ませることはなかった。
このままではイタリアの皆と世界で会うどころか予選突破すら厳しいのではないか。
嫌な想像が脳裏を過っていた。
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遊星(プロフ) - ののさん» お時間が有る時お待ちしています。 (12月27日 9時) (
レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
のの - 遊星さん» お話かいていらっしゃるんですね！また遊びに行かせていただきます！ (12月26日 6時) (レス) id: 6a82eda533 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - ののさん» 分かりました。これからも更新、頑張ってください。そして、こちらこそ宜しくお願いします。良ければ私が書いた作品読んでみてください。 (12月21日 8時) (レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
のの - 遊星さん» 遅くなってしまってすいません。更新停止期間にコメントをくださって本当にありがとうございます。これからまた頑張っていくので読んでもらえると嬉しいです。 (12月21日 5時) (レス) @page21 id: 6a82eda533 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - この話、初めて読みましたが面白いですし、この話大好きです。ですが更新停止になってますが大丈夫ですか？ (12月18日 11時) (レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のの | 作成日時：2022年11月13日 8時
