あなたと求婚 ページ9
「ついでだ、嫁たちに花を買いたいんだが」
『どう言った花にしましょうか?』
「そうだなぁ...」
美形のお兄さんに頼まれ、3種類の花を花束にする。
まあこんなにかっこよかったらお嫁さんはいるよな。
お嫁さんも美人なんだろうなぁ..。
そういえば嫁たちって言ってたな。
多妻なのだろうか、
なんて無駄に考えながら飾りつける。
それの過程をじっと見つめてくる美形のお兄さん。
顔が整っているから困る。
ふと彼が口を開く。
「なあ、お前、煉獄杏寿郎って知ってるか」
『え、まあ....』
知ってるも何も幼馴染ですし、
杏寿郎くんを知っている人なのか。
同業者、というのは杏寿郎くんのことか。
ということはこの人も鬼殺隊なのだろう。
鬼殺隊は美形しかいない....?
そもそも杏寿郎くんはなぜ私の話を...?
モヤモヤと考える。
「やっぱりお前か、ド派手に美人だと思ったぜ」
『え!?あ、ありがとうございます...』
急に顔の綺麗な方から美人だと褒められて驚いた。
こりゃあモテるわ。
照れないはずはない。
飾り付けが終わった花束を渡すと
感謝すると笑顔で言われる。
眩しい。
「あ、名はなんて言うんだ?」
『花乃森Aです』
「Aか.....、俺は宇髄天元だ。よろしくな」
『はあ、よろしくお願いします』
握手だろうか。
差し出された手を握り返す。
するとぐいっと引き寄せられ体制を崩し、
宇髄さんの胸で受け止められる。
慌てて体制を戻そうとするが顎をつかまれ、
ぐいっと顔をあげられる。
なんだこれ。
1人で困惑しているとぐいっと彼は
顔をちかづける。
ち、近い。
『ちょ、ちょっと離してください』
必死に押し返すが力が及ぶはずもなく、
彼はケラケラ笑っている。
なんなんだ、
顔をしかめると彼は口を開いた。
「A、宇髄様の4人目の嫁にならねえか?」
『は?』
何を言っているんだこの人は。
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※煉獄さん落ちの小説です
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ねむこ(プロフ) - 柑橘蛍さん» 柑橘蛍さんコメントありがとうございます〜!わかります.....推しは尊いですよね....読んでくださってありがとうございますー! (2021年2月12日 12時) (レス) id: 81a8bcf75d (このIDを非表示/違反報告)
柑橘蛍(プロフ) - 今日も今日とて推しが尊い…! (2021年2月10日 0時) (レス) id: c6603d0c65 (このIDを非表示/違反報告)
ねむこ(プロフ) - 晶子さん» はじめまして!コメントありがとうございますー!記憶したい!?!そこまでですか〜!?感謝です... (2021年1月17日 0時) (レス) id: fdabd54cfd (このIDを非表示/違反報告)
晶子 - 初めまして!何ですかこの神作品は!?最高です( ; ; )何度も読み返してしまいます。。!!もう記憶してしまいたいくらい!! (2021年1月15日 20時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
ねむこ(プロフ) - 沙希さん» こちらこそありがとうございます...!!!!!!長編なので大変でしょうけど最後までよろしくお願いします...! (2021年1月10日 13時) (レス) id: fdabd54cfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねむこ | 作成日時:2020年10月28日 8時