これが（す）です。 (ページ8)

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iw×fk ページ8

: しょうがないから永遠にね

(fk)

相方というか、パートナーというか

もうどんな言葉で表せば良いのか分からないような存在

そう言えばラウは

〝ふっかさんと岩本くんは僕のパパとママ〟

とずっと言ってくれている

『おーい、ふっか、聞いてる？』

「んえ？あ、聞いてる聞いてる」

『いや聞いてねえじゃん、アホ』

「あ？！アホだと？？？」

隣にいるこいつは、旦那？なのか

ファンの人からも夫婦やら老夫婦やら

「なあ、俺たちって夫婦？」

『は？急すぎない？』

「いいじゃん」

『まー…そんな感じだろ』

照はそう言った瞬間目を伏せた

少し照れているような感じ

「なに、照れてんの」

『照れてねえよ』

ぐしゃりと俺の髪の毛を撫でた照

あーあ、さっきセットしてもらったのに

髪の毛が崩れるわ

『俺の隣はお前じゃないと無理だよ』

「なんか重い」

『俺が重いのなんて付き合う前から知ってんだろ』

「うん、知ってる。」

初めて出会った時は第一印象最悪だったのに

いつのまにか恋人

そして可愛い息子的存在もできたし

「俺も照が居ないと無理だわ」

『だろうな』

自信気に返事する照に少し笑ってしまいそうだ

ふと前を見ると長い足が近づいてくる

ラ「ねえー！なに話してるの～？」

『あー、ふっかが俺の事大好きだって』

「は？！おい！」

ラ「へえ～～、楽屋でそんな事言うの
ふっかさん大胆だねえ」

「言ってねえよ、ニヤニヤすんなラウ！」

ラウと照は顔を見合わせてニヤニヤしてるし

まったく、こいつらは

「ラウが一番好きだよ俺！」

ラ「あーー！岩本くん、怒らないでね僕の事」

『怒らねえよ、てか俺の方がラウの事好きだし、ラウは俺似だし』

「は？！俺だろ！どうみても！」

ラ「いや、顔の大きさはパパ似です」

「あ、おい！やめろ！！！」

まったくこいつらは、本当に

俺はこいつらが愛しくてしゃあない

ラ「僕、仲良しな2人の事が大好き」

『ふは、ありがとうラウ』

なんなんだろうな

こんな関係になるなんて考えられなかったけど

守りたいものが8人もいる俺って

幸せすぎない？

「しゃあないから、永遠に照の隣に居てやるわ」

きっとお前もそうだろ？

『俺もしょうがないから居てやるよ。息子も居るし』

きっとこの先も、俺たち9人は幸せだ

ラ「あれってツンデレってやつかな？」

宮「ふふ、そうみたいだね。」