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甘い香り ページ9
"呼び出されてひょこひょこついていくからでしょ。気をつけなきゃ。"
『 目黒君のファンクラブあるのは知ってんだけど、まさか辰哉にまであると思ってなくて…』
" 目黒より顔大きいしな〜ってうるせえわ"
『あはは、何言ってんの、』
"やっと笑った。 だけど、Aほんとは怖かったんじゃないの？ 泣いていいんだよ。"
『 なに、言ってんの辰哉、 なかないよ、』
"ん、そっか。じゃあ俺は見ないから好きなようにして。"
そう辰哉が言い、？を頭に浮かべていると腕を引かれあっという間に辰哉の胸の中へ。
辰哉の甘い香りが妙に安心して泣かないって決めた気持ちは
簡単に崩壊して気付けば声を出して泣いていた。
" …ふっかの方が、頼りやすいよなそりゃ。"
蓮君が見てるなんてこの時は知らなかった。
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作者名：碧 | 作成日時：2023年10月30日 14時
