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一目惚れ ページ4
Aちゃんとは改札でなんとなく別れて別々に登校し
クラスに着くと康二がニヤニヤしながら寄ってきた
" でも、めめAちゃんに Aちゃんって言うんだって言ってへんかった？"
『 なんで名前で呼んでんの、』
" ええやん。なんで？めめそんな気に入らなそうなん、え、もしかして！！！ す、んぶっ"
大きな声をあげる康二に思わず思い切り口を塞ぐ。
『 ほんとにうるさいこーじ』
"んー！！！！んんん！！！"
口を抑える手を叩かれて我に帰り離すと
"死ぬわ！！！！！！！！"
と康二にキレられとりあえず謝ると担任の阿部ちゃんが登場。
"阿部ちゃん聞いてや、めめに殺されそうになってん。"
"阿部ちゃんって呼ばない、わかったから康二は席つく。"
ため息をつかれた康二と湧き上がるクラスの笑い。
そんな中俺はやっと話すことのできたAちゃんと
次は何を話そうかペンを回しながら考えていた。
『 一目惚れなんて、すると思わなかった。』
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作者名：碧 | 作成日時：2023年10月30日 14時
