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日常 ページ11
それからというもの、辰哉に絡まれても最小限話す程度。
呼び方も辰哉から 深澤くん に変えた。
最初は辰哉も嫌がってたし変える必要ないって怒ってたけど
断固として譲らない私に辰哉が折れた。
食堂へも椿には事情を全部話して行かなくなった。
蓮くんに会いたくなかった。
そのせいか、隣のクラスの蓮くんには全く会わなくなった。
そんなふうにしばらく過ごしてたある日。
椿は委員会があるからと昼を教室で一緒に早く食べて
委員会へ行ってしまった。
1人残された私はなーんとなくジュースが飲みたくて自販機に
1人で歩いて行くと
『 …目黒くん… 』
"蓮くんって呼んでくれないんだね。"
久しぶりに姿を見た蓮くんは哀しい顔で笑っていた。
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作者名：碧 | 作成日時：2023年10月30日 14時
