久しぶりに帰ったヨコハマは変わってなかった２【文スト】

50話 ページ22

国木田に芥川の相手を任せ、私は銃を乱射してきたマフィアの構成員数名を相手にしていた

『…弱い、弱すぎる』

｢なんだと！｣

この4年でマフィアのレベル下がったんじゃない？

奴らはただ銃を乱射しているだけで、体術も全然だめ、臨機応変にも対応出来ていない…

『君ら、ほんとにマフィア？弱すぎるのだけど…そんなに人手不足なのか？…中也は一体どんな教育してるのやら』


＿＿＿＿＿＿＿
｢ﾊｯｸｼｮﾝ｣

｢中原幹部、大丈夫ですか｣

｢あぁ、問題ない｣

＿＿＿＿＿＿＿

さて、こちらは早めに終わったけど…どうするかな
敦が呼びに行った警察に渡す？それとも芥川に渡す…いや、芥川に渡すのはやめておこう。彼らが可哀想だ


そろそろ国木田の方も決着が着くだろう

その時遠くからパトカーのサイレンが聞こえた
あぁ敦ちゃんと連絡したんだな

能力も使うまでもなく勝ったからな…




でも、あの運転手がこの1件の犯人なのか？黒幕がいるとしても一体誰なのだ？

まぁ取引の現場とされるところに行ってみないと分からないな…


あーあ、嫌な予感が当たったな…
一応織田作にも協力を要請するかな…





叶恵いきなりすまない…もしかしたら近いうちに君の力を借りるかもしれない
カレー好きそんなことか?もちろんいいぞ
叶恵すまない…君を巻き込むことになってしまって
カレー好きいや、いいんだ。お前の力になれるのならな

本当に申し訳ない…せっかく小説家になる夢を叶えようとしてるのに、事件に巻き込んでしまって






それからすぐに3人と合流してビルにやってきた

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