夢心地ってあほらし (ページ7)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:14,949 hit

、、、、、ページ7

数十分かかってやっとかき氷が食べられる。
冷蔵庫から6個のかき氷を出し、それぞれ決めたシロップをかけていく。

俺が数分悩んで決めたシロップはカルピス。
かけるときには注意が必要だ。
氷も白でカルピスも白だからちゃんとかけれてるかわかりにくい。
ゆっくりとじっくり見ながらかけることが重要だ。

「いただきます」

久しぶりに家で食べるかき氷は絶品で、スプーンがすすむ。

「ジェシー、シロップ全部一緒でしょ？」
「うーん、よくわかんないな。」
「えー、絶対同じだよ。」

結局わかんないのかよ。北斗とジェシーの会話を聞きながら食べ進めていく。
そういえば北斗、梅しそかけてたな。

「北斗、それ美味しい？」
「やばい。めっちゃうまい。」
「本当？」
「じゃあ、慎太郎食べてみる？」

ここは食べないと、また拗ねちゃいそうだな。
でも、食べたい気もするし食べたくない気もする。

「北斗、俺にちょうだい。」
「えー樹？」
「ごめんって。さっきのことは本当に。」
「俺も食べたい。」

樹から順に大我と次々にみんながそれを食べては、うまい、うまい。と驚きを共有しあっている。