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ただただ、幸せで ページ42

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もぞっと布団が動いた感触で目が覚めた

ああ。ヒサ起きたのかな、





「…おはよ、A」

『、おはよ』

「あ…ごめん起こした、?」

『ううん…大丈夫、』

「おはよ」

『眠れた、?』

「うん、ぐっすり」

『そっか…』





目を半分くらい開けたはずなのに、笑うと視界が消えた。

ああ、まだ目がちゃんと開かないや。





「ねえA、」

『、んー?』

「おーい」

『…ごめん…眠い』





手探りでヒサを探した。

背中の方で声がしていたからきっと後ろにいるから声がしていた方に手を伸ばすとその手を掴まれた、

あらま、捕まった。





『…ふふふ、』





ぎゅうううううっと後ろから抱きしめられる。

背中にはヒサの温もりがあって、後頭部にはヒサの吐息がかかる。

肌と肌が直接触れているのはそういうこと。





「ねえ、シーズン終わったら、俺寮出るから一緒に住まない?」

『え?』

「一緒に居れば楽かなーって、」

『でも、きっと1人になりたいって思う時もあるんじゃないかな?』

「うーん、そっか……でも別々に住んでるのも不便じゃない?」

『まあ、確かに』

「無駄にお金かかるし、ね」

『じゃあ、もし喧嘩した時は?』

「すぐ仲直りする、」

『プレーが中々上手くいかなくて、イライラして、1人になりたい、って思った時は?』

「まずそういうのを家に持ち込まない」

『あたしが1人になりたいってもし言ったら?』

「その時は…勇人んちでも行こうかな…」

『ふふ…それは嘘、』





ヒサの腕を解いて寝返りをうつ、

嬉しそうに笑っていたヒサの頰に手を添えるとくすぐったそうにまた笑った。





『ねえヒサ?』

「ん?」

『好きだよ』

「…ふふ、どうしたの?」

『言いたくなっただけ』

「ずるいな、それ」





ヒサがまたあたしを抱きしめた、

あたしもヒサに抱きついた、

するとヒサが首にキスをした



ああ、朝からしちゃうんだ、と察した。



「ごめんね、A」

『、ん?』

「…イタダキマス」

『ふふ…どーぞ、』





昨日咲いた紅い花の隣に

新たな紅い花が咲いたのは

この後すぐのこと



.

大好きな彼と2人で→←そばに居させてください



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いちか(プロフ) - えりなさん» ありがとうございます!たくさん更新できるように頑張ります! (2017年7月11日 2時) (レス) id: d72f7e0d49 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - 凄く面白いです、更新楽しみにしてます^^ (2017年7月8日 4時) (レス) id: f19ee91e09 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!頑張ります (2017年6月16日 23時) (レス) id: d72f7e0d49 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - 白湯さん» ありがとうございます!頑張ります (2017年6月16日 23時) (レス) id: d72f7e0d49 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 早く続きみたいです。 楽しみにしてます (2017年6月16日 13時) (レス) id: 7a0bcc6524 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちか | 作成日時:2017年5月15日 22時

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