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悠「……A、ごめん！クリスマス仕事が入った。」
電話の向こうで申し訳なさそうに謝罪する悠くん。
休日出勤することになってしまったらしい。
『お仕事ならしかたないよ。また別の日にしよ』
悠「……本当にごめんな。代わりといってはなんだけど、17、18日は休めそうなんだ。その日はどう？」
『うん、わかった。空けておくね』
悠「ありがとう。」
どこに行こうかと計画を立てる。
あそこに行くのはどう？とか、これが食べたいと言う彼に「いいね」と頷く。
それにしても、クリスマス暇になっちゃったな…
友だちは彼氏と過ごすって言ってたし、シフト今からでも入れてもらえるかな。
そんなことを考えていると、ふと長尾くんの顔が思い浮かぶ。
なんで、そこで長尾くん……
あ、彼はイベント事とか好きそうだなあ。
クリスマスは友だちと過ごすのかな？
彼女…は前に居ないって言ってたけど、今はわかんないよね。
同い年くらいの女の子と手を繋いでデートする彼の姿を想像して、ちょっと胸がチクっとした。
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月24日 4時
