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『うぅ……どうしよう』
時計の針は12時45分を指している。
目の前には「音楽室」と書かれた扉が。
謙「そんな硬くならんでも大丈夫！ほら、リラックスリラックス！」
長尾くんがキラキラスマイルで励ましてくれる。
『なんか胃も痛くなってきたし…やっぱり辞めとこうかな』
謙「えぇっ！そんなぁ。ええから入ろ！」
そう言って長尾くんが扉を開く。
『ちょっ…わああっ』
背中を押され、躓きかけながら勢いよく入室。
何事かとみんなの視線がこちらに集まった。
恥ずかしくて思わず俯いてしまう。
謙「おっはよーございまーす！」
和「おぉ、Aちゃん！謙杜！待ってたでー」
大「おはよう、Aさん、謙杜」
音楽室の奥のほうから聞き覚えのある声が聞こえて、少しほっとしたのも束の間。
「謙杜くん、今日パートミーティングしたいんやけど〜」
向こうから女子の先輩が長尾くんのことを呼ぶ。
謙「あ、はーい今行きますー！じゃあAさん、またねっ」
長尾くんはわたしを置いて、先輩のところに行ってしまった。
『え…』
急に置いていかれ、心細さが加速していく。
『わたしはどうしたら…？』
？「…ちょぉ、先輩！俺には無理ですって！」
？「大丈夫、だいじょーぶ。ほら」
ドアの前で立ち尽くしていると、廊下から誰かが言い合う声が聞こえた。
かと思うと、後ろにあったドアが勢いよく開く。
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雪(プロフ) - レモネードさん» レモネードさん！コメントありがとうございます…！そんなふうに仰っていただけて嬉しいです♪吹部に所属されてるんですね！これからも楽しんでいただけるように更新頑張ります◎ (2022年11月17日 21時) (
レス) id: 01aa64d0d1 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - めちゃめちゃ面白くって、スクロールする手が止まりませんでした！！私も吹部に所属しているのでこういう設定はとても嬉しいです！更新楽しみにしています！ (2022年11月17日 21時) (レス) @page46 id: 2a81c5c52d (このIDを非表示/違反報告)
米山瑞稀 - なにわ男子 (2022年11月17日 20時) (レス) @page1 id: d103d0e008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月15日 14時
