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謙「……え」
『入部はできません』
室内がしんと静まり返る。
『ご期待に添えず、すみません。失礼します』
踵を返し、準備室を出ようとした時
丈「…理由は？」
藤原先輩が静かに口を開いた。
『え…』
丈「今日、数時間やけどAさんを見てて、吹奏楽好きそうに見えた。久しぶりに楽器を触ったとき嬉しそうやった。」
『……』
丈「たぶん、納得いく音が出せんかったんやろな。基礎練のとき、もっともっとっていうのを感じた。合奏を見学してる横顔も、なんかイキイキしてた。
それでも部活入りたくない理由、教えてくれへんか…？」
『……』
流「……なぁ、もしかして俺らのこと舐めてる？」
大「流星」
流「自分が強豪校出身やから、俺らのことレベル低いって見下してる？」
大西先輩の声が響く。
大「流星」
『そんなことはありません！』
思わず大きな声を出して、大西先輩の言葉を否定した。
『音楽を楽しむ気持ちに、強豪も弱小もありません！強豪校言うても所詮中学の話です。』
全員がわたしの言葉の続きを待つかのように、じっと見つめてくる。
『………わたしは……中学のとき、部内で酷いいじめに遭いました…』
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雪(プロフ) - レモネードさん» レモネードさん！コメントありがとうございます…！そんなふうに仰っていただけて嬉しいです♪吹部に所属されてるんですね！これからも楽しんでいただけるように更新頑張ります◎ (2022年11月17日 21時) (
レス) id: 01aa64d0d1 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - めちゃめちゃ面白くって、スクロールする手が止まりませんでした！！私も吹部に所属しているのでこういう設定はとても嬉しいです！更新楽しみにしています！ (2022年11月17日 21時) (レス) @page46 id: 2a81c5c52d (このIDを非表示/違反報告)
米山瑞稀 - なにわ男子 (2022年11月17日 20時) (レス) @page1 id: d103d0e008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月15日 14時
