Stories⑧ (ページ5)

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２人の初めてページ5

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※少し大人なお話です

渡辺

『翔ちゃーん！』

渡辺「ん？なに？」

『ふふ、なんでもなーい(笑)』

Aとは最初近所に住む、ただの幼なじみだった

家が隣で親同士も仲良くて子供の時から

ずっと一緒で気付いた時にはAに対して
恋愛感情が生まれていた

いつになったらただの幼なじみを
卒業出来るのかな、なんて考えたり

だから俺なりに少しずつ
アプローチはしてきたつもり

Aと初めてキスしたのは、中学２年生の頃

ちなみに俺もあの時がファーストキスだった

あれからかな

Aに直接言われたわけじゃないけど

俺のこと意識してくれてるのかなって思う瞬間が時々あって

でもお互い気持ちを伝えることはなくて

友達以上恋人未満？な関係がずっと続いていた

そして気付けば俺らも大人になって

高校を卒業してすぐに俺は一人暮らしを始めて

俺の家に来て２人きりになれば雰囲気的に

たまにキスをすることはあっても
それ以上はまだしていない

もちろん今までそういう雰囲気になることは

何度かあったけど俺にとってAは特別な存在で

だからこそ絶対に傷つけたくなくて

多分だけどAはまだ初めてを経験していないはず

俺も友達やメンバーに早く卒業しろって言われてきたけど
ここまで来たら俺の初めての相手はAが良くて

だけどやっぱり何かあった時に

責任が取れるようになってからの方がいいよな

とか思っていたら気付けば２０歳になっていた

『もう眠いから寝よ～？』

電気を消していつものようにAの隣に横になる

おやすみって軽くキスをすれば
止まらなくて少しずつ深くなっていく

いつも抵抗せずぎゅっと
目を瞑って受け入れる顔がまじで可愛い

『、、、翔ちゃん、長いよ、、』

渡辺「Aが可愛すぎるのが悪い」

やっばい、めっちゃ幸せ

でも何か今日はそれだけじゃ足りなくて、、

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