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「紫耀、巻き込んじゃってごめんね」
「別に俺はいいけど、何があったん?」
移動教室までの道のりでわたしは紫耀に全てを話した。
小学生の時のことも、今の気持ちも、全部。
「そっか、Aの気持ち分かるよ」
「ありがとう‥」
「でも今あいつのこと一番傷つけてるのってAなんじゃない?」
目的地の教室の前、紫耀の言葉が心臓を締め付ける。
優太のこと守りたいのに‥どうしたらいいの‥
「Aちゃん、岸くんとなにかあった?」
紫耀と別れて移動した教室へ入ると後から来た
八の字に眉を下げた玄樹くんが前の席に座った。
「ううん、何もないよ」
「本当?なんか岸くんに声掛けたんだけど無視されたんだよね、しかもここと真逆の方に行っちゃうし。サボりかな」
玄樹くんの言う通り、優太はこの授業に現れなかった。
それ以降もお互い話しかけることなく一日が終わって
ひとりで家に帰ったわたしは大した食事も取れず
布団に潜った。
優太は今どんな気持ちでいるのかな‥
優太のあの表情が瞼の裏に焼き付いて、
あんな顔させたのはわたしなのに涙が溢れた。
「優太に会いたい‥」
会って謝りたい。けど本当のことを言う勇気もない。
静止音が聞こえる暗い部屋に時折交じる鼻をすする音‥ー
そこに突如割って入ってきたのはわたしの名前を呼ぶお母さんの声だ。
「Aー優太くん来てくれたわよ」
1階から聞こえてきた言葉にドキンと心臓が脈を打つ。
階段を登ってくる音が近づいてくるにつれて鼓動も加速していった。
「A、今大丈夫?」
扉の向こう側で気遣ってくれる優太の声はとても落ち着いていた。
「う‥‥うん。」
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みょん氏(プロフ) - さささん» スレ違いからのラブラブ!&廉くんですね!考えてみます。リクエスト本当に助かりました!ありがとうございます! (2019年10月22日 18時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - きゅんさん» コメントありがとうございます!デートさせてみますね。本当に助かりました! (2019年10月22日 18時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
ささ(プロフ) - こんにちは。やっと両思いになりましたね♪二人のイチャイチャ話が良いです。個人的にはスレ違いからのラブラブが大好きなので、新たなライバル廉くん登場!?とかも好きです。 (2019年10月22日 16時) (レス) id: bafeb54348 (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - 二人がデートに出かけるお話が見たいです! (2019年10月22日 7時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - やっと結ばれましたね!二人のお付き合い編、どんな二人が見れるのか楽しみにしています! (2019年10月18日 2時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みょん氏 | 作成日時:2019年10月12日 2時