ウチの紅一点、ヤバいんです。【BTS】

20.ドッキリ返し ページ20

〜Ange side〜

この間のジョングクとテヒョンイオッパの喧嘩はどうやらドッキリだったらしくて。

なら私の方からもドッキリをしてやろうじゃないか！ってことで、今回企画されたのが、〈脱退ドッキリ〉。

今までの私に対するアンチに耐えかねた私がメンバーに脱退を告げる……

って、アンチに手を上げられても全く動じなかった私が、今までのアンチの数々に耐えきれなくなって…なんてこと、あると思います？

そんなドッキリの内容、メンバーは信じると思います？


『〜で、脱退しようと思ってて…』

JN「A、今までそんなに辛い思いをしていたんだね、オッパは全く気づいてあげられなくてごめんね」


信じたーーーーーーーーー！！！！！！！！！

いやいやオッパ、気づくも何も、気にしてなかったからね私。


SG 「お前がどうしてもやめたいって言うなら止めはしないけど、俺たちはまだお前にここにいて欲しい」

RM「もちろん今まで気がつかなかった俺たちにも責任はあるし、これからはちゃんとAのことを支えていけたらいいと思ってる。でも、お前の意思を尊重するよ」

JM 「でもやっぱり、僕はAがいないと寂しいよ…」

JH「A、今までごめんね。これからは僕達もAのことを支えていくから、脱退はやめてほしいな」

JK「ヌナ、やめないで…」

TH「ぐすっ…」


やだ私、こんなにメンバーに愛されてたの？

なんか皆んなを見てたらこんなバカなことをしてる自分が情けなくなってきたよ。


『あ、あの…皆さん？これ実はドッキリで…』

BTS「は？」

『別に、悪気があったわけじゃなくて！』

SG 「なんなんだよ！俺めっちゃ恥ずかしいこと言っちまったじゃねーか！」

JN「僕が君のことを心配した時間を返せ！！！！！！！」

JM 「一生許さねぇ！！！！！！」

TH「僕の涙はなんだったんだよ！！！！！！！！！」

RM「なんか俺今すっごいAに殺意が湧いてる」

JH「なんで俺はこんな奴のために悩んだんだ！！！！！！！！！」

JK「ヌナのバカ！アホ！○す！！！！！！」

『え、待ってみんな、酷くね？』


え、普通はもっとさ、「なんだ〜、お前が脱退しなくてよかったよ〜」みたいな和やかな雰囲気になるんじゃないの？

その日、メンバーから軽く殺られかけた私でした。




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