薬研藤四郎の双子の兄（姉） (ページ22)

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乱と前田は

他の人たちに言いに行った

ここにいるのは私といち兄と

鯰尾兄さんと包丁だけ

・・・四人いるけど"だけ"って言っていいの？

一期「Aはどうして女になったんだい？」

『秘密だよいち兄』

鯰尾「Aはずっと女でいたら？」

『どうして？』

鯰尾「しっくりくるから！」

『そうかな？』

包丁「うん。元々女の人だったみたい」

一期「たしかに違和感が全く無いね」

『あはは』

元々女だからね！

ドタドタドタ

この走り方は大将？

音を立ててこっちに来るのは大体大将だから

なんとなくわかる

襖を勢いよく開ける足音の主

薫「Aさーん！
女になったって本当ですか？！
・・・あ、本当だ」

『3日間このままよろしくね』

薫「ああ、もうこのまま寝てくるよ」

まだお昼のはずなんだけどな

審神者部屋に戻ろうとする大将

糸が張ってあるの気づいてるよね？

あれにつまづいて転んだりしないよね？

心配になってきたから

部屋から出て大将を観察する

こうすれば転んでも多分受け止めれる

薫「あっ」

「「あっ」」

糸に引っかかって転ぶ大将

『グェッ』

思ったより重い

薫「あっごめ・・・絶景だ～」

パタ

そのまま倒れた大将

ねぇ、どいてよ重い