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『疲れた………』
「僕は笑い疲れたー」
あの後チュロスをたべてからお化け屋敷にいった。
「いやーまさかAが驚いてお化けに手刀落とすとは」
『反射的に動いちゃうんだって』
「お陰で出禁くらっちゃったねー」
『なんかごめん……』
「ううん全然。楽しかったし」
雰囲気は全然怖くなかったけど、驚かされた時に反射で気づいたら手が出てた。
結果、どんどん進んで5人ぐらい気絶させた所で、従業員さんから追い出されてしまった。
因みに無一郎は終始お腹を抑えて笑ってた。
「はぁーおもしろ」
『……無一郎が楽しそうで良かった』
「…大丈夫だって。さっきも言ったけど僕はAと一緒にいるだけで楽しいから。それに、Aが思ってるほどAはつまんない人じゃないよ」
『………そうなの?』
「うん」
それは自覚がなかった。
「僕の無理矢理なお願いに突っ込んで文句言いつつも聞いてくれるところとか」
『無理矢理って自覚があるなら直して欲しいなぁ』
「だって楽しいんだもん」
『私の疲労は無視ですか』
すっごい自分勝手。
正直相手にしてると疲れる時もある。
けど、まあ。
『………………私も楽しい、かな』
「それは良かった」
『うん、不法侵入したことは許してあげる』
「まだ許してなかったんだ」
けろりと言う無一郎、許したつもりは全くないんだけど。
「またやっていい?」
『事前に連絡くれたらいいよ』
「それじゃ不法侵入じゃないじゃん」
『だからだよ』
その後、ご飯を食べて、綺麗なアトラクションに乗って、パレードを見て。
あっという間に、その日は終わった。
****
『今日こそは早く寝たい』
「そだね、じゃあ今夜はゲームなしで」
『待って、今日もうちに泊まんの?』
「?そうだけど」
『嘘でしょ……』
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陽葵(プロフ) - 主さん〜この作品プリ小説というアプリの方でパクられてます〜 (2022年12月6日 19時) (レス) id: 4fccf8109e (このIDを非表示/違反報告)
桜舞(プロフ) - AYAさん» ありかがとうございます!神になりたいです! (2021年10月5日 19時) (レス) id: faa91006d3 (このIDを非表示/違反報告)
AYA - 凄い面白かったです! 神ですか? (2021年10月5日 13時) (レス) @page50 id: 23da1d9ffa (このIDを非表示/違反報告)
桜舞(プロフ) - ただ、書きたいという心持ちだけはあるので、いつか投稿した時に読んでくださると幸いです。コメントありがとうございました! (2021年3月17日 21時) (レス) id: faa91006d3 (このIDを非表示/違反報告)
桜舞(プロフ) - 読んで下さってありがとうございました!前世の話は、実はあまり考えて無いんですが、出来れば書きたいな、と思ってます...ただ、この作品もネタ切れに苦しみながら何とか書ききったので、すぐに書く、というのは難しいと思います、本当に申し訳ないです。 (2021年3月17日 21時) (レス) id: faa91006d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜舞 | 作成日時:2021年2月24日 7時