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わかってた
鬼殺隊に入った時からわかってた
彼は柱だし、一般隊士よりも危険な任務に就く
『そうよ。気にしたって仕方ない』
"俺には必要ない"と確かに彼は言った
言う通りだ
いつ死ぬかもわからないこの仕事は…
『いつも危険と隣り合わせ』
浮ついた気持ちは時には己を危険な方へと導く
そんなの真っ平ごめんだ
『そんな感情はやはり全て捨ててしまおう』
それでいい
私は家族の仇と、この永きにわたる戦いを終わらせる事だけを考えよう
『よし!久しぶりに師範に稽古してもらおう!』
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作者名:あーちゃん | 作成日時:2021年10月21日 18時