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． ページ23
たまに私の元へやって来る様になった
「Aさん、何でそんなに強いんですか？」
『強くないよ。ただ鍛錬してるだけ』
天内は玄弥ともすぐに打ち解けた
彼女の人柄がそうさせるのだろう
『玄弥くんって風柱様の弟なんでしょ？』
「は、はい。一応…」
『そっか。私は2人の間に何があったかなんて聞かないよ。でもコレだけは言わせて』
「何ですか？」
『風柱様は玄弥くんの事すっごく大事に思ってるよ』
その一言がどれだけ玄弥を救っただろう
「天内」
『何でしょうか？』
「ありがとう」
君は笑顔だけでも人を救う事ができるだろう
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2021年10月21日 18時
