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女の子ぽくなんて ページ14

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『ん!これおいしー!めいちゃん料理、やっぱり上手じゃん』

「褒めても何もでませーん」



あれから約束通り、今度はめいちゃんの家にお邪魔している。ソファに座ってローテーブルに並べられたものをつまみながら、キッチンに立つめいちゃんを見る。



「はいできたーーこれ最後!です!」

『わーい!ありがと、なんかおもてなししてもらっちゃってるなあ、』

「この前は俺が振る舞ってもらったからー」

「俺も座ろーっと、Aさん、もっかい乾杯しましょ」

『いいよー?かんぱーい』



私の家はダイニングテーブルで向かい合っていたけれど、めいちゃんの家はソファにローテーブルで。隣り合って話す空間は、珍しくて少し緊張する。



「Aさん、どれが1番お気に入りでしたー?」

『えー、これかなあ、』

「あっ、俺もそれ好き!でも俺の自信作はこっちです」

『それも!美味しかった!』

「ふふ、ありがとうございます」



程よく食べ終わって、お酒片手に2人で、なんでもない話をする。この前配信でこんなことがあったーとか、今度こんな曲あげようと思ってるんだーとか。

ビールを左手に持って、口をつけながら外を眺めれば、投げ出してあった右手に触れられる感覚が。



『………ん?』

「……ちょっと、驚かそうとおもったのに。俺が突然手繋いでも、何も変わらないー」

『あははっ、揶揄ってる?こうして、繋いであげよっか』



若干酔っている感覚も相まって、繋がれた手を絡めて繋ぎなおせば、む、って顔をされて、わらう。



『なーんで、拗ねてんの』

「Aさんは、こうやって何人の男落としてきたのかなーって」

『ふふ、めいちゃんこそ、こうやって突然手繋いで女の子をその気にさせてきたんでしょ?』

「ちーがうから!」

『あははっ、めいちゃんムキになってくれるから、かわいくていじりたくなっちゃうなー』

「もーう!!!」



そう言って繋いでた手をぶんぶん振られて。それでも話されない手に、彼の気持ちを感じ取れないほど私は女の子らしくないな、なんて冷静な自分がどこかで感じている。

わたしに向けられているように見える好意を、どうやって受け止めたらいいんだろう、なんて、彼と笑いながらふとよぎった。





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ミズタマ(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» ぎゅむぎゅむwめちゃくちゃ好きだなんて言っていただいてありがとうございます! (2022年12月13日 17時) (レス) id: fafb910f69 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - キュンキュン超えてぎゅむぎゅむしてます(?)めちゃくちゃ好きです!!!いつも更新ありがとうございます!!!!!! (2022年12月12日 20時) (レス) @page35 id: 3c19ec381c (このIDを非表示/違反報告)
月音 - ミズタマさん» わぁぁ!!!!!返信有難うございます!!!!!!! きゅんきゅんして、てぇてぇに溺れますね() (2022年12月6日 23時) (レス) id: 92b5bfb4f2 (このIDを非表示/違反報告)
ミズタマ(プロフ) - 月音さん» ありがとうございます……!( ; ; )きゅんきゅんしていただけてるの嬉しいです〜〜!これからも供給できるようにがんばります(`・ω・´) (2022年12月6日 23時) (レス) id: fafb910f69 (このIDを非表示/違反報告)
月音 - んわぁぁぁぁ!すきです、、、、好きすぎてやばいです、、(語彙力皆無)これからも更新無理しない程度に頑張って下さいぃ!(この二人見て、キュンキュン摂取してます、てぇてぇがすぎる、、) (2022年12月5日 22時) (レス) id: 92b5bfb4f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミズタマ | 作成日時:2022年11月25日 15時

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