MG ページ49
.
SG「ただいま〜！」
『おじゃまします』
玄関の方から、スングァニの大きな声とヌナの小さい声が聞こえて、リビングから飛び出すように玄関へ向かった。
MG「スングァニおかえり！ヌナこんにちは！」
SG「ヒョン声でかっ。リビングは片付きました？」
MG「もちろん。あ、でも俺一人で片付けた。ヒョンたち手伝ってくれなかったんだよ」
『おぉ、…』
俺が不貞腐れたような顔をすると、「お疲れ様」と言って労ってくれたヌナ。
13人の男所帯だと普通はそんなの言われないから、リビングへの短い廊下でさえこみ上げてくるものがある。
………流石にほんとに泣きはしないけどね？
背中にヌナとスングァニの声を聞きながら、リビングのドアを開けた。
JS「…わぁ、Aほんとに来たんだね」
HS「なにヒョン、信じてなかったの？俺がAを誘って、それからわざわざ事務所に確認してちゃんとOKもらったって話したじゃん」
SC「いや、事務所に頼んだの俺な」
『ありがとうございます…』
WN「んははは、A頭の後ろ、なんか白いの着いてる」
SG「ああっ！もう、車で日焼け止めなんて塗るから…」
DN「揺れてる車の中であっても、普通日焼け止めは着かなくないですか…？？」
スングァニとヌナを中心に、わらわらと集まっている12人。
初めの頃のヌナは、こんなとき決まって居心地悪そうに、不安そうにしてたんだけど……。
今みんなに囲まれてるヌナは、俺からすると少し嬉しそうに見える。
俺たちに慣れてくれたのかな。そうであってほしいよね。
.
MG「……ねぇ、早くお菓子パーティーしようよ！」
『あ、そっか』
DK「スングァニ、どれくらい買ったー？」
SG「ちょっと待ってて下さい、玄関に置いたので取って来ます……」
MG「うっわ、なにこれ袋3つにぎっしり…」
JN「早くたべよ、僕あれがいい」
MH「ヒョンちょっと待って、一回あっちに移動してからね」
JH「14人分(男13人)だとこうもなるかぁ」
SG「僕、お菓子を入れた袋持って“重い”って言う日が来ると思ってなかったです」
だろうな。
『……まぁまあ、いっぱいあった方が良いですよ、たぶん』
MG「たぶんってなに」
このヌナ、何に関してもフォローへったくそなんだよなぁ。
HS「もういいじゃん、早く開けよ！どれから開けるかはじゃんけんで！」
SC「ちょ、それ不利じゃーん」
WZ「開けるまでにどんだけ時間かけるつもりなんだよ……」
VN「まぁまぁ、のってあげようよ」
こうして、第一回お菓子パーティーが(騒がしく)始まった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1405人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レプリカ - りんさん» ほんっとに返信が遅れてしまいましたすみません…笑！！ニヤニヤしながら応援してくださるんですね、じゃあ私はニタニタしながらお返事を書かせて頂くことにします(?) (2022年12月17日 15時) (
レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
レプリカ - なのこ5546さん» 時間に余裕がなく、お返事遅れてしまって申し訳ありません！本作品を楽しんで頂きありがとうございます！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いしますね！！笑 (2022年12月17日 15時) (レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 主人公ちゃんが可愛すぎてぷくぷくではないですがニヤニヤしながら応援しちゃいます笑笑これからも主人公ちゃんもレプリカさんも応援してます。無理をなさらずお身体にお気をつけください。 (2022年12月12日 12時) (レス) @page30 id: 0c8a3b5b52 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - こんばんは！なかなか無い設定なのでとても面白かったです！主人公ちゃんが少しづつメンバー達と距離を詰めていく感じが堪らないですっ！！これからも更新楽しみにしています頑張って下さい！ (2022年12月11日 20時) (レス) id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レプリカ | 作成日時：2022年12月3日 0時
