DK ページ32
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レコーディング室の外、廊下にあるイスに座って、自分の順番を待っていた。
緊張して自分の手元にある歌詞カードをひたすら見つめながら、「俺は出来るぞ！」と暗示をかける。
WZ「……ん、ドギョマ入って」
DK「はーい！」
ガタリとドアが開いて届いたウジヒョンの声に、少し大きめに返事を返した(声のトーンに温度差があるとか気にしない)。
歌詞カードから目をはなして部屋へと足を進めようとしたとき、僕の前に録音していたヌナとすれちがった。
DK「…あ、ヌナ？お疲れ様」
『え？あぁ、ありがとう』
DK「んふふ、レコーディングどうだった〜？」
『んー……、ちょっと、微妙』
そう言ってヌナは、ぽたっと眉を下げた。
DK「ヒョンはなんて……？」
『…声に元気がないって、怒られた。もっとパッとした雰囲気を出せって』
DK「そっかあ………」
僕はそれだけ言ってみたけど、そこから続く言葉が思い付かなかった。
結果、何とも言えない沈黙が続いて、
ヌナはそれに耐えきれないというように、笑顔をつくってみせる。
………かえってそれが痛々しく見えるのは、言わない方がいいのかな。
『……じゃあ私行くね、またね』
DK「うん、明日の練習もちゃんと来てね、ヌナ」
『はは、ちゃんと行くよ。レコーディングがんばれ』
DK「もちろん、任せて」
僕がそう言うと、ヌナはさっきまでとはうって変わって、嬉しそうに歩いていった。
最近はあんな風に、“がんばれ”とか言って、ちょいちょいヌナらしさを強調してくるんだけど………。
どっちかっていうとあの人はヌナって感じがしないから、ただ可愛いだけなんだよね。
ジスヒョンなんて、それはそれは微笑ましそうにヌナを見つめてたし……。
WZ「……ドギョマ？？早く入れ〜」
DK「ああっ！！ごめんなさい、ヒョン！！」
WZ「別にいいけど……、」
ジフニヒョンを横目にヘッドフォンをつけて、
少しだけ気合いを入れなおす。
………明日の練習でヌナに褒めてもらいたいし、一際上手に歌ってやろう。
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レプリカ - りんさん» ほんっとに返信が遅れてしまいましたすみません…笑！！ニヤニヤしながら応援してくださるんですね、じゃあ私はニタニタしながらお返事を書かせて頂くことにします(?) (2022年12月17日 15時) (
レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
レプリカ - なのこ5546さん» 時間に余裕がなく、お返事遅れてしまって申し訳ありません！本作品を楽しんで頂きありがとうございます！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いしますね！！笑 (2022年12月17日 15時) (レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 主人公ちゃんが可愛すぎてぷくぷくではないですがニヤニヤしながら応援しちゃいます笑笑これからも主人公ちゃんもレプリカさんも応援してます。無理をなさらずお身体にお気をつけください。 (2022年12月12日 12時) (レス) @page30 id: 0c8a3b5b52 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - こんばんは！なかなか無い設定なのでとても面白かったです！主人公ちゃんが少しづつメンバー達と距離を詰めていく感じが堪らないですっ！！これからも更新楽しみにしています頑張って下さい！ (2022年12月11日 20時) (レス) id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レプリカ | 作成日時：2022年12月3日 0時
