SG ページ30
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僕らのデビューステージに対する意見は様々だった。
“自主製作グループとか、事務所の経費削減でしょ”
なんてのは、まぁざらにあった。
ただこの意見を目にする度に僕らは、根本にある部分は一緒だけど、でもそうじゃないんだという、よくわからない感覚に襲われた。
分かりやすく言うと、
根本にある「事務所に財力が無い」という問題は確かにそうなんだけど、
それ故にとられた解決策は、「紅一点で注目を集め、通常より上の売上を図る」なんてものだったから。
自主製作は別に、事務所の問題は絡んでないんだ。
…………ただ、まあ。
“紅一点の子、凄い目を引くほどダンス上手って訳じゃなかったよね”
“あの子も事務所も何考えてんの？”
“他の男子メンバーも色々気遣わなきゃいけないだろうし、そう考えると早いとこ脱退してあげて欲しい”
“何したら紅一点とかなれるの笑笑”
『…………………、』
結局のところ、僕らがそんなことをいくら丁寧に訂正していったって、
肝心な、そこで小さくなってるあの人へのアンチは、絶対に無くならないんだろう。
HS「……今回のカムバは大丈夫だって。ネット見たら、ファンもいっぱいできてたし」
『………………』
WZ「ほら、歌の練習したいんだろ。レコーディングまで6日しか無いんだから、早く行くぞ」
『…うん、』
もう僕らのデビューから、数ヵ月が経っていた。
僕らとは、あのデビュー以来も関係は良好なんだけど。人前に立つことになると、あの人はどうも後退ってしまうらしい。
WZ「スングァナも、居残りはそろそろ切り上げろよ。外暗くなってる」
SG「え、ああ、はい！」
WZ「よし」
満足げに僕のもとから離れるヒョンは、今度は立ち上がっているヌナのところにもう一度行って、その手を引く。
ホシヒョンにも僕に言ったのと同じようなことを言ってから、歩き出した。
HS「A、頑張って来いよ〜」
『うん』
WZ「スニョアお前、ほんとにちゃんと帰れよ」
HS「はいはい、ちょうどいいとこで切り上げるから！な、スングァナ？？」
SG「え、急に僕ですか？？」
『あはは…、スングァンくんもちゃんと、早く宿舎に帰ってね？』
SG「え？あ、はい！ヌナも練習頑張ってね！」
流れで口から滑るように出た僕の言葉に、ヌナはぷくっと嬉しそうに笑った。
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レプリカ - りんさん» ほんっとに返信が遅れてしまいましたすみません…笑！！ニヤニヤしながら応援してくださるんですね、じゃあ私はニタニタしながらお返事を書かせて頂くことにします(?) (2022年12月17日 15時) (
レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
レプリカ - なのこ5546さん» 時間に余裕がなく、お返事遅れてしまって申し訳ありません！本作品を楽しんで頂きありがとうございます！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いしますね！！笑 (2022年12月17日 15時) (レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 主人公ちゃんが可愛すぎてぷくぷくではないですがニヤニヤしながら応援しちゃいます笑笑これからも主人公ちゃんもレプリカさんも応援してます。無理をなさらずお身体にお気をつけください。 (2022年12月12日 12時) (レス) @page30 id: 0c8a3b5b52 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - こんばんは！なかなか無い設定なのでとても面白かったです！主人公ちゃんが少しづつメンバー達と距離を詰めていく感じが堪らないですっ！！これからも更新楽しみにしています頑張って下さい！ (2022年12月11日 20時) (レス) id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レプリカ | 作成日時：2022年12月3日 0時
