MH ページ24
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「「ありがとうございました〜」」
自分たちのパフォーマンスも終わり、番組もエンディングに突入した今。
「あ、あの子だよね……」
「あぁ、紅一点とかってやつ？」
『…………、』
普段から明るい面持ちでも無いヌナに、これでもかという数の白い目が向けられていて、少し寂しくなった。
ドレスを華やかに着飾った人、独特な衣装を大人っぽく着こなしている人、こんなにも、いろんな人がいるのに。
ヌナに向ける目線にはどれも、同情や好奇、あとは少しの嫉みくらいしか込もっていないんだ。
………まぁ、そりゃあそうか。デビュー初日なのに、“紅一点”なんて肩書きで自分たちよりも注目を集めてるんだから、確かに目にはつくだろうけど。
JN「……A、？」
『ぇ、あ、どうかした？』
JN「………」
『ジュンくん、』
JN「、早く戻ろうよA。ほら、あっちのヒョンたちの方行こう」
『、ぇ』
行列の先頭を歩くヒョンたちの方に、ヌナの手を引いて進むジュニヒョン。
あの人もヌナの顔を見てられなくなったんだろう。
少し距離のあるここからでも、焦りから自然に寄った眉間がハッキリ見える。口許もギュッと固く結ばれて、いつもより凄く暗い顔つきだ。
………手を引かれてるヌナの顔は、ヒョンよりもっと酷いんだけど。
DK「………ミョンホや、ヌナ大丈夫かな」
MH「それは分からないけど……。あくまで期間限定だから、そこまで思い詰めること無いとは思うけど」
心配そうに2人を眺めるソクミナにそう言えば、少し不満そうな顔をされた。
DK「確かにそうだけどさ。でも、俺もミョンホもヌナ好きでしょ」
MH「……恋愛じゃないけどね？」
DK「ヤー！そんなの分かってるって！！」
MH「じゃあなんなの？」
DK「だーかーら！好きな人には悲しいとき慰めたいし、支えてあげなきゃって思うでしょ？」
MH「………まあそうだね、」
DK「でしょ？じゃあ俺たちは、期間限定なんて関係なく、ヌナを守らなきゃ」
そう言って、俺を少し諭すように、でもやっぱり温かく微笑んでみせるソクミナ。
“期間限定なんて”という言葉には少しだけ、力がこもっていたように感じるのは気のせいだろうか。
……今この瞬間に限っては、目の前の親友の笑顔がひどく眩しく見える。
いつかあの人のこんな顔も、見れるだろうか。
MH「………ヌナは、大丈夫だよ」
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MH「僕らがいるんだから、大丈夫だよ」
素直に手を引けるあのヒョンは、なんてズルいんだろう。
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レプリカ - りんさん» ほんっとに返信が遅れてしまいましたすみません…笑！！ニヤニヤしながら応援してくださるんですね、じゃあ私はニタニタしながらお返事を書かせて頂くことにします(?) (2022年12月17日 15時) (
レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
レプリカ - なのこ5546さん» 時間に余裕がなく、お返事遅れてしまって申し訳ありません！本作品を楽しんで頂きありがとうございます！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いしますね！！笑 (2022年12月17日 15時) (レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 主人公ちゃんが可愛すぎてぷくぷくではないですがニヤニヤしながら応援しちゃいます笑笑これからも主人公ちゃんもレプリカさんも応援してます。無理をなさらずお身体にお気をつけください。 (2022年12月12日 12時) (レス) @page30 id: 0c8a3b5b52 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - こんばんは！なかなか無い設定なのでとても面白かったです！主人公ちゃんが少しづつメンバー達と距離を詰めていく感じが堪らないですっ！！これからも更新楽しみにしています頑張って下さい！ (2022年12月11日 20時) (レス) id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レプリカ | 作成日時：2022年12月3日 0時
