JH ページ19
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DK「ねぇヒョン、ヌナ大丈夫かな」
JH「さあ……。大丈夫だといいけど、」
いよいよデビューが2日後まで迫った今日。
さっき全体で練習してたら、急にAが代表に呼ばれて行ってしまった。
あの子が、ただでさえ暗い表情をこれ以上暗くさせない話であって欲しいけど、きっとそれは無謀な願いなんだろうな。
……だって、あの子が短期間といえど背負うものは、途中で投げ出したくなるほどの重りなんだろうから。
事務所は何度だってその重りの重さを、俺たちが13人だけで活動する日が来るまで、あの子に言い聞かせるんだ。
JH「……ソクミナは、Aのことどう思う？」
DK「え？ヌナを？うーん……、なんか、ぽすっとした人だと思う」
JH「なにそれ、ぽすっとしてるの？？笑」
独特な表現に思わず笑いが溢れる。
もし仮に、ほんとにあの子がソクミナの言うように“ぽすっ”としてるなら、
2日後から背負う重りで、早々に潰されちゃうことになるけど。
DK「笑わないでよー！なんか、他に表現が出てこなかったからさ……。
ヌナってほら、フワッとも違うし、キリッでもないじゃん？」
JH「まぁそうだね」
DK「だからなんか、ぽすっ」
JH「あはは笑それ、Aに言ってみなよ。たぶん変な顔するよ」
DK「えぇー？俺、ヌナの普通に笑った顔も見たこと無いのに。先に変な顔見るの、俺ちょっと嫌だよヒョン〜……」
JH「そうなの？まあでも、俺もみんなも一、二回くらいしか見たことないしね…」
DK「ヌナ基本、表情筋が強ばってるもん」
JH「もう慣れてもいいのに、話しかけたら顔にまだ“緊張します”って書いてあるし」
脳裏にほわほわと、Aの顔が浮かぶ。
初日から今日まで、相も変わらず萎縮した様子なのには、逆に感心するくらいだ。
それが、俺たちが何らかの圧を発してる(?)からなのか、それとも何か、あの子なりに思う部分があるのかなのか………。それが何かまだ分からないけど、出来れば早く分かりたいと思う俺がいる。
いつの間にこんな、情が湧いてたんだろうと思う。
…………けど、
DK「ヌナもいつか抜けるのを分かってて、よく引き受けてくれたよね」
JH「そうだね、」
あくまでも現実だけを紡いだ弟の言葉は、
平手打ちをするように、俺に現実を突きつけた。
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レプリカ - りんさん» ほんっとに返信が遅れてしまいましたすみません…笑！！ニヤニヤしながら応援してくださるんですね、じゃあ私はニタニタしながらお返事を書かせて頂くことにします(?) (2022年12月17日 15時) (
レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
レプリカ - なのこ5546さん» 時間に余裕がなく、お返事遅れてしまって申し訳ありません！本作品を楽しんで頂きありがとうございます！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いしますね！！笑 (2022年12月17日 15時) (レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 主人公ちゃんが可愛すぎてぷくぷくではないですがニヤニヤしながら応援しちゃいます笑笑これからも主人公ちゃんもレプリカさんも応援してます。無理をなさらずお身体にお気をつけください。 (2022年12月12日 12時) (レス) @page30 id: 0c8a3b5b52 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - こんばんは！なかなか無い設定なのでとても面白かったです！主人公ちゃんが少しづつメンバー達と距離を詰めていく感じが堪らないですっ！！これからも更新楽しみにしています頑張って下さい！ (2022年12月11日 20時) (レス) id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レプリカ | 作成日時：2022年12月3日 0時
