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7 (IDOLiSH7結成1周年) ページ13

IDOLiSH7結成1周年のパーティーの日。

千と料理して小鳥遊事務所に行くと、万が、呼んだ事忘れてた!とか言った。

【めっちゃ傷つくんですけど・・・】

ここまでも本編と同じか。
期待と失望の狭間なんかじゃない。

私まで忘れられてしまうとかいう失望感。

ええ、ええ、そうですよ。
どうせ片思いですからね。
妹みたいだもんね。

・・・・・・ズキッと心が痛んだ。

百に愛してるよと言う万を茶化す。
そうでないと、やっていられない。

百がTRIGGERにラビチャしている間に、万が、さっき軽く頭をペシンとされた所を撫でてくれて言った。

「さすがA。・・・・・・でも分かってたなら一言言って。」

『それは言わない約束。・・・そっちだって忘れてたくせに。』

「・・・・・・Aの事は忘れてなかったよ。忘れるわけないだろ。」

【・・・え?】

忘れるわけがない・・・?

驚いて万を見上げると、万は微笑んだ後、設営に向かった。

【あんなの言われると、少し期待しちゃうじゃん・・・】

万にさっき撫でられた所を触りながら、百と千と設営を手伝いに行った。



「Aが作ったのどれ?」

万に聞かれて、教える。

【私が作ったの食べたいって、本気だったの?】

ちょっとびっくり。
気持ち悪いって言っちゃった。

だって、普段言わないような口説き文句、私に使う意味なんてないでしょって思ったから。
紡相手なら分かるけど。

謝ろうと思って、万の所へ行く。
自然と目線の高さには、万のお皿。

【・・・・・・あれ?私が作ったって言ったのしか取ってない?】

え?
たまたま食べたかったのが、それだったとかじゃなく?

ボッと体温が上がる。

嫌だ。
何でか恥ずかしい。
何で?

「A、顔が・・・」
「Aちゃん、風邪?顔が赤いよ?忙しいでしょ。大丈夫?」

【えっ!?そんなに赤い!?】

いや、暑くはあるけど。

両手を振って大丈夫だと言った。

ダメだ。
ドキドキする。
逃げたい。

回れ右をして歩くと、百が笑顔で寄ってきた。

「A、新しい遊び?オレもやる〜!」

右足と右手が同時に出て歩く百。

【え!?私、そんなになってんの!?】

めっちゃ恥ずかしい。

「これって、緊張するとたまになるよね!A、何か緊張してんの?」
『してない!真似しないで。』

「えー?かわいかったけど?」
『可愛くない。』

恥ずかしい。
自意識過剰だ、こんなの。

「折角だから楽しもうね?」

笑顔の百に頷いて、パーティーを楽しんだ。

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作者名:miz | 作成日時:2019年7月28日 8時

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