“アイナナ警察2” （記憶にある未来） 2 〜百side〜 ページ37
「百くんは家へ帰ってから読まれますか？」
おかりんの言葉に視線をあげた。
ユキが台本と追加資料を読んでいる。
「移動中に読む！」
「分かりました。では行きましょうか。お送りしますよ。」
おかりんに言われて荷物を持つ。
ホワイトボードのカレンダーのメッセージの欄に、Aの言葉がないのが、やっぱり寂しい。
それを振り切るようにユキに続いて事務所を出た。
仕事が終わって天にラビチャ。
Aやユキには相談できないのもあって、普段のラビチャに加えて、龍之介と天とラビチャする事が普段よりも増えた。
百瀬今から行ってもいい?
天いいですよ。お待ちしています。
その後でこの前一緒に仕事した人とラビチャ。
これが終わったら行こう。
そう思って楽屋で打つ。
「モモ、何話してるの？」
帰る準備をしながらユキが聞いてきた。
オレのラビチャ内容を気にしてくれるのが何となく嬉しくて、ユキの話だよと笑顔で答える。
今使ってるスマホでは聞かれない限り、Aやヤスの話は出来ないから。
ユキは眉間に皺を寄せた。
「僕の話、ラビチャでしないで。」
ピシッと空気が凍った気がした。
【えっ？何で？】
でも明らかに怒ってる。
めっちゃ不機嫌。
「ご･･･ごめん･･･」
血の気が引いたまま謝ると、分かってくれるならいいと言われてホッとした。
早々にラビチャを切り上げて、ユキとまた明日と言って、天の家へ行った。
最初に資料を貰った次の日から、天に相談に乗って貰っている。
最初、何でAに言わないんだと言われた。
ユキはトラウマだから、と言うと納得してくれたけど。
“Aがいない世界なんて傷つくかも。”
そう言うと、天は困った様な顔をして言った。
“いくら過去に似ていても、フィクションですよ。Aさんなら理解して一番親身になってくれると思います。”
“オレ達に隠してた負い目は少しでもあると思うから相談できない。”
記憶のことは言えないから、そう言うと、分かってくれた。
「やほ！天！ドーナツお土産に買ってきたよ！」
天は、ありがとうございますと言って笑った。
・
夜にマネ子ちゃんとラビチャする。
龍之介が面倒見がよくてモテるから結婚早そうという話になった。
【大和はAが好きだし、遅そうだなー･･･って言ったらユキもか。】
マネ子ちゃん百さんご自身はどうですか?その、お姉ちゃんと。
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ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» if･･･九条天、公開しました！のんびり更新で申し訳ないですが、良ければどうぞ＾＾ (2019年8月1日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - ミズ ミズさん» 分かりました！気長にお待ちしております((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘﾝ (2019年7月22日 3時) (レス) id: 3eb5819514 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» ありがとうございます＾＾どれかキリがついたら出そうと思います！ (2019年7月17日 3時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - ミズ ミズさん» 出来るんですか！？凄く嬉しいです！幾らでも待ちます！ (2019年7月14日 13時) (レス) id: 3eb5819514 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» エレノアさん、天くんsideは作成出来そうです。ただ、もう少し練った上で公開させて頂いてもよろしいでしょうか？ (2019年7月12日 0時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年6月22日 8時
