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「そ･･･そーだよ。長いからな！」
あっぶな･･･！！
そういう意味じゃないって言おうとした！
いくら少しずつ自覚をと言っても、直接的に好きだと言ってるような言葉は避けた方が良い。
【Aは、俺は紡さんだと思ってるフシがあるから、未来でも紡さんの位置がAになる分には問題はない。】
Aはオーディションの曲を弾いてから帰って行ったけど、好きな人はいるのかと聞きたい以外に、もう１つ聞きたいことが出来た。
好きな人がいるなら、それは、前世の記憶の中で出てくるゲームの登場人物かどうか？だ。
【いない方がいいけど･･･】
でも、いると答えるなら、可能性は無きにしも非ず。
複雑。
小さく息を吐いて、切りかえて仕事に勤しんだ。
・
フライヤー配りを手伝ったり、Aと会える事が増える中、大和くんがAの事を好きなのが分かってきた。
Aも知っていて、かわしている。
友達、という線を越えないように振る舞っているのが分かるって、あいつにとっちゃ大変だろうな。
スキンシップが比較的嫌いじゃない部類に入るのに、笑って大和くんに叩こうとしてハッとしてやめて、また笑うAを見ると切なくなる。
なんだか大和くんを見てると、自分のこれからを見ているような気分になった。
そんな所を見ているのに、大和くんは甲斐甲斐しくAをさり気なく守ったりしている。
【･･･泣ける。】
その気持ち、凄い分かる。
少し悲しくなって、遂にAに聞いた。
「Aは、アイドリッシュセブンの記憶の中で、恋人になったらいけない人がいるの？未来に影響するとか。」
『影響するかも知れない人はいるよ。付き合ってる人がいないと思えるからこそ、つむちゃんを口説いてる人とかいる。だから恋人になったらいけないと思う人はいる。』
Aはそこまで言ってから俺を見て眉を下げて笑った。
『でも、百を好きだった時だって、そこまで考えられなかったよ。･･･好きな気持ちって理屈じゃないし、百と両思いの時に告白されたら、付き合ってたと思う。』
「そうか。」
理屈じゃない。
そうだな。
考えて好きになる訳じゃない。
百くんと両思いの時に告白されたら･･･か。
【･･･ん？】
「百くんと両思いの時に告白されたらって、両思いじゃなくて告白されたのか？」
『･･･え？』
目があって逸らされた。
図星？
問い詰めても何も言わなかった。
でも、ホッとしている自分がいた。
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ミズ ミズ(プロフ) - 南雲藍琉さん» キャラ掴み出来てますか？万の口調は千相手と夢主相手だと、ちょいちょい変わるので、ちょっとドキドキですｗ (2019年7月2日 6時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
南雲藍琉(プロフ) - 万さんの小説ってだけでだいぶキてます。供給ありがとうございます……。 (2019年7月2日 0時) (レス) id: 95a4309a02 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» お待たせしました！ありがとうございます！よろしくお願いします！ (2019年6月30日 12時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - あいすさん» 読んでいただきありがとうございます！よろしくお願いします！ (2019年6月30日 12時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - 万さんルートありがとうございます！待っていました！！読んできます！！ (2019年6月30日 11時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年6月16日 10時
